*本ページのリンク先にはプロモーションが含まれている場合があります。
*本ページのリンク先にはプロモーションが含まれている場合があります。
ドイツ国別情報

オーストリアとドイツ

ドイツ

前回オーストラリアを書いたからね、間違われやすさナンバーワンのオーストリア。

国土は日本の約4分の1。北海道と同じくらいの広さ。

国内旅行で北海道行った時に、「ずっとバスに乗って終わった」と言う感想をもらいますが、イメージしてるより広いんだよね、北海道。

その北海道とほぼ同じ面積を持つオーストリアですから、街、山、湖と全く違う風景が見れることはたやすく想像できると思います。

そのオーストリアではドイツ語が話されています。

隣の国だし、昔併合されてたし、いろんな仕組み共有してるし、よく似た国なんでしょ?と思ってはいけません。

だいたい世界中どこを見ても、隣国同士は仲が悪い。

そんな二つの国を比べてみましょう。

ドイツVSオーストリア
プロテスタント宗教カトリック
不寛容他民族寛容
受け入れ難民・・・。
グーテンタークあいさつグリュースゴット
2011年廃止兵役18歳以上6か月かボランティア1年
ずけずけものの言い方やんわり
率直人柄奥ゆかしく思慮深い
自由な雰囲気・批判精神雰囲気伝統を重んじる・保守的
カプチーノカプチーノの言い方メランジェ
几帳面国民性おおらか・おっちょこちょい
きちんと働く労働ストレスなく働く
飲まないトルココーヒー飲む
自国が一番 次にEU対国感情アンチ・ドイツ
ヘンデル作曲国歌モーツァルト作曲
ドイツとオーストリアの比較

オーストリア

オーストリア人は、ドイツ人とイタリア人を足して2で割ったような人達だと言われています。(真逆じゃん)

この本が面白い。↓の様な事が書いてあります。

精神科医フロイトが活躍したこの国は全体的に鬱傾向。

容易に新しいものを受け入れないけど、容易に異性は受け付ける。

アンチドイツになった歴史(すごく簡単に)

  1. 第1次世界大戦中は、ロシア・フランス・イギリスの三国協商とドイツオーストリア・ハンガリーの中央同盟国
  2. WW1の後、支配していた他の民族がみんな独立しちゃった
  3. ドイツ人が住んでいた地域だけでオーストリアに
  4. 豊かな穀倉地帯や資源は全部失ってしまって困窮
  5. ドイツと一緒になりたい!→連合国の反対にあってNG
  6. ナチスの台頭→併合。 一瞬歓迎したが、二級国民扱いでげんなり
  7. で、ドイツ嫌いになる

ドイツは、植民地がなかったので自分たちで働いて富国強兵を進めてきたのに対して、オーストリアは。農業はハンガリーに、工業はチェコに任せて自分たちは働かず、芸術や音楽ばかりに力を注いでいた。

こんなにちがうヨーロッパ各国気質 片野 優+須貝典子

ハプスブルグ家の繁栄も戦争でなく、政略結婚で領土を増やしていったわけだし戦うのには向いていない国民性なんだね。

そんな働くことが嫌いなオーストリアも今では立派な工業国です。

オーストリアは欧州連合(EU)加盟国28カ国の中でもとりわけ豊かで安定した国に数えられています。オーストリアは高度に発展した工業国で、特にサービス産業部門の全経済に占める割合が高いのが特徴です。

オーストリア政府観光局公式サイト

自国ブランドは、少ないけどね。ほぼドイツの下請けだね。

音楽

ザルツブルグ音楽祭とかウィーンのオペラ座とかサウンドオブミュージックとか、モーツァルトの国だからね、音楽とオーストリアの関係は避けては通れないです。

名物料理を紹介するときは、”My favorite”の歌詞を紹介すればいいし、今でも活躍する煙突掃除屋さんの事は”チムチムニー”の歌を歌えば分かる。(あ、両方アメリカの曲だ)

添乗員
添乗員

My favorite Thingsの歌詞には、リンゴのシュトゥルーデルとヌードル付きのシュニッツェルが出てきます。

♪チロル~チロルは10円♪でおなじみチロル地方もある。

夜の定番コンチェルトを聞きに行っても、有名な曲ばかりだからクラッシックに疎い私でも楽しめる。でもまだ舞踏会に参加したことはないけど(パーティーのプログラムに提案したことはあるが却下された)いつか行ってみたい。ドレス似合うかな?

オーストリアの飲み物

オーストリアの飲み物と言えば、ビールですね。

1人当たりのビール消費量では、世界第2位!ドイツを上回っております。

1位は不動のチェコ、3位はドイツです。(2018年順位)キリンのページより

でもホイリゲに行く機会も多いことで分かるように、ワインもたっぷり飲みます。せっかくオーストリアに行ったなら、日本で飲む機会が少ないワインを存分に楽しんでください。

そして忘れてならないのがレッドブル。レッドブル誕生のきっかけはこのページから

まさかの大正製薬【リポビタンD】に発想のヒントを得ていたとは…ザルツブルグから湖水地方に行く道中にレッドブル本社のかっこいいモダンな建物が見えてきますよね。

そしてもう一つ、お酒飲めない人用に、Almdudler(アルムドゥドゥラー)。1957年の創業以来現在もオーストリアの国民的飲み物として変わらぬ人気の炭酸飲料です。

瓶の絵もアルプスっぽくてかわいいし、レストランにも置いてあるのでどこでも飲めます。

ぜひ試してください。


比べる記事を書こうとしたのに、オーストリアの話ばっかりになっちゃった。

今日の歌は、チムチムニー日本語版でどうぞ

以上。

コメント

タイトルとURLをコピーしました