「ただいまの時間は営業時間外です!」
タクシー配車センターに電話して絶望する時・・
みなさん、最近タクシー使いました? 「ちょっとそこまで」って気軽に手を挙げたら、すぐ止まってくれる。昔はそんなもんだったんですけどね。今やそんな時代じゃなくなっています。
実は私、仕事で全国あちこち回ってるんですけど、最近マジでタクシーが捕まらない。困ります。
しかも「ちょっと捕まりにくいかな」ってレベルじゃない。

ほんなら、どうすりゃいいの?
ってレベルで深刻なんです。
今日はそんな私の体験談をいくつか紹介しながら、日本のタクシー事情がどんだけヤバいことになっとるか、お話ししようと思います。
静岡の早朝タクシー予約が地獄だった件
まず最初の話は静岡でのこと。
バス出発が朝の4時。普通に考えたら、前日にタクシー予約しとけばいいじゃんね、って思いますよね? 私もそう思っていました。

甘かった…
出発の30分前、つまり朝3時半にタクシーを呼ぼうと思って、前日から予約の電話をかけまくりました。会社が予約してくれた前泊のホテルのスタッフの力も借りて、1社、2社、3社…気づいたら10社以上に電話しとりました。
返ってくる答えは「予約いっぱいです」「その時間は車が出せません」「対応できません」のオンパレード。

やばいかも
10社ですよ、10社。普通どっか1社くらい空いとるもんじゃない?
で、11社目くらいでようやく繋がったタクシー会社の人がこう言ったんです。
「予約はできんけど、朝になったら電話してみて。その時いる車があれば送りますよ~」
…いやいやいや、ちょっと待って。「いれば送る」って、そんな不確定なことできるわけないじゃん!
当日の朝になって「やっぱり車ないです」って言われたらどうすんの?
結局どうしたかというと、前泊する宿を変更したんです。(会社がとってくれた宿は、一度チェックインしちゃってるからね。もったいないことをした)
検索したら一軒だけある。出発地に徒歩で行けるところが。でもね、「より近い」って言っても徒歩15分くらいある。
真夜中の3時に、1人で国道沿いをスーツケース引きずりながら15分も歩くって、安全だと思います?
街灯はあるけど人通りはないし、車はたまに走っとるし。人さらいにあっても誰にも気づかれない。

でもそうするしかなかった。タクシーがないんだもん。
調べて見たらこれ、静岡だけの話じゃないんです。
実は静岡県のタクシー台数は、コロナ禍の影響で大きく減少しとるんですよ。全国的にも2019年度から2年間で運転手が約4万人も減ったって国の調査で報告されております。一度減った運転手さんは、なかなか戻ってこない。旅行業界と一緒です。
ニュース:Uber Taxi、静岡県内5市で新規展開 期待したい。
福岡で「タクシー5台手配して」と言われた話
次は福岡での出来事。夕食の時間に、現地のスタッフさんから「タクシー5台、手配しといてください」って気軽に言われたんです。
「5台? はい、わかりました〜」って軽く返事したんですけど、いざ手配しようとしたら…いない。全然いない。そんなにタクシーがおらんのですわ、街に。
どうにかこうにか何台か確保できたんですけど、その時乗ったタクシーの運転手さんがポツリと教えてくれました。
「コロナでね、タクシーがものすごく減ったんですよ。うちの会社も半分以下になりましたもん」
そうなんです。コロナ禍で需要が激減して、タクシー会社も経営が厳しくなった。運転手さんたちも生活できんから、他の仕事に転職していったんだそうです。で、コロナが明けて需要が戻ってきても、タクシーの数は戻ってこんかった。
一度辞めた人が戻ってくるわけじゃないし、新しく若い人が入ってくるわけでもない。そりゃそうですよね、大変な仕事なのに給料もそんなに高くないし、労働時間も不規則だし。
でもこの人のブログ読んでたら改善の兆しがあるらしい→最近の福岡タクシー事情(超個人的主観)2025年3月
福岡空港のタクシー乗り場も分かりやすく書いてあるし参考にしましょう。
エピソード3: 東京で流しのタクシーは絶滅危惧種だった
東京なら大丈夫でしょ、って思いません? だって首都ですよ、東京。タクシーなんて星の数ほどおるでしょ、って。

甘かった… (2回目)
ある日の夕方、急いどる時に流しのタクシーを捕まえようとしたんです。手を挙げて、待って、また手を挙げて…30分くらい粘ったかな。ようやく1台捕まえました。
乗り込んで「いやー、なかなか捕まらんもんですね」って話しかけたら、運転手さんがこう言ったんです。
「そりゃそうですよ。今はほぼ配車アプリでいっぱいなんで。流しで拾うなんて、滅多に捕まりませんよ」

ガーン。そうなんだ…。
田舎者ですみません。
考えてみたら当たり前なんですよね。配車アプリで予約が入っとったら、運転手さんとしてはそっちを優先するに決まっとる。わざわざ道で手を挙げとる人を探すより、確実に乗せる相手がわかっとる方がいいもん。
じゃ配車アプリ使えばいいじゃん、って思うでしょ?
確かにそうなんですけど、でも会社経費時は現金一択。(ま、現金支払いを選択すればいい話なんだけどね。)
それにアプリでも「近くに車がありません」って出てくるしね。

どうすりゃいいのさ?
配車アプリの話→海外添乗の必需品
エピソード4: 沖縄は大丈夫かと思いきや…
最後は沖縄の話。国際通りで夜遅くまで飲んで、ホテルに帰ろうかなってタイミングでした。
国際通りって観光地じゃないですか。夜でも結構な数のタクシーが流しがいるので。「ふふん、沖縄はまだまだ大丈夫!」って安心してました。
でもね、乗ったタクシーの運転手さんとお話ししたら、やっぱりの事実を聞かされました。
「私の会社ね、以前は60人くらいおったんですよ。今は20人弱。しかも若い人は一人もおらんのです」
60人が20人弱って、3分の1じゃないですか。しかも若い人ゼロ。
「定年で辞めていく人はおるけど、新しく入ってくる人がおらんでね。このままやったら、あと10年もせんうちにうちの会社、なくなるかもしれんですわ」
こんな記事も見つけました。→沖縄でタクシーがつかまらないのはなぜ?
ホテルさんともお話したけど、那覇でタクシーが捕まらないのはもう当たり前の話らしい。
じゃあ私たちはどうすれば?
私からのアドバイスはこれしかない。
タクシーの手配は早めに!
予約が必要な時は、できるだけ早く予約する。前日じゃ遅いかも?できれば数日前、場合によっては1週間前から予約しといた方がいいかもね。
配車アプリは必ずダウンロードしといて、複数のアプリを使い分けるのも手です。GOとかS.RIDEとか、いくつかありますから。
あと、可能なら公共交通機関を使うプランも考えとく。タクシーがどうしても必要な時以外は、電車やバスで移動できんか検討してみる。
早朝や深夜の移動が必要な時は、宿の場所を慎重に選ぶ。駅近とか、公共交通機関でアクセスしやすい場所にするとか。
最後に
はやく自動運転タクシーとかが実用化されてほしい。まだまだ先の話でしょうけど。
だから今できることは、私たち利用者が「タクシーは昔ほど簡単には捕まらん」って現実を受け入れて、早め早めに行動することだと思うんです。
「ちょっとそこまで」が気軽じゃなくなった時代。ちょっと不便だし寂しいけど、これが今の日本の現実なんですよね。
みなさんも出張や旅行の計画を立てる時は、タクシーのことも頭に入れといてくださいね。特に地方に行く時は要注意です。「なんとかななる」が通用しない時代になっています。
特に団体旅行の場合、足の悪い方やお年寄りなど、どうしてもタクシーが必要なお客さんもみえます。(観光地だと大型バスが入れんところもある。)そういう時にタクシー会社さんから「予約できません」って言われてしまうと、もうそうすることもできない。
かといって、旅行会社がどうこうできる問題でもない。
タクシーの手配は、早めに。
では!

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