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閑話

縁起がいい

閑話

今日は金曜日。

イスラムでは週で一番大事な曜日。

だから新しい洋服を着る時とか、靴を下すときとかは決まって金曜日です。

アメリカでも、よそ行きの服の事を”Sunday cloth”(日曜日の礼拝に日に着る一番いい服みたいな意味)って言うからね。

日曜日は礼拝があるから、キリスト教の結婚式はだいたい土曜日。

土日は宗教行事で見学ができない可能性がちょっと高いね。

日本だと曜日ではあんまりいい曜日っていうのはないけど(たぶん日本に曜日が定着したのが明治以降だからだと思う)、何かするときに日柄は見るよね。

旅行の日取りでも気にする人は気にします。

今回はそんな縁起がいいことを集めてみました。

世界共通で縁起がいい

四葉のクローバー 虹 フクロウとかはたぶん全世界で縁起がいい。

4を嫌う日本でさえクローバーは縁起がいい。

クローバーが目印の京都のヤサカタクシーには乗ると幸運が訪れるという四葉のクローバーのタクシーがいる。

虹は、どこでも見える。アメリカでレインボーステーツと言えばどこでしょう。

ハワイです。(あたりまえか)

そして今レインボーフラッグと言えば、LGBTの尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗として有名ですね。

オリジナルのフラッグはギルバート・ベイカーが手染めで制作し、1978年6月25日にサンフランシスコで行われた Gay Freedom Day Parade で使用された。

ベイカーはジュディー・ガーランドが歌った「虹の彼方に」に着想を得て提案をしたとされる。別の説では、1960年代に大学キャンパスで世界平和の運動の際に使われた “Flag of the Races” の旗に起源があるとされている。この旗は “Flag of the Human Race” とも呼ばれ、5 色(赤、黒、茶、黄、白)で構成されていた。

Wikipedia

で、オリジナルは8色だったんですね。(日本で7色の虹は多くの国で6色だという話は前に書きました。)現在は6色の旗。

そして、フクロウ。

お客さんでよくフクロウ集めている人に出会いますよね。フクロウみるととりあえず買う、みたいな。

だいたい観光地には売ってるのでこれも共通に縁起がいいものとして扱ってもいでしょう。

1000年以上の歴史を持つ世界の守り神 ラッキーショップからの引用
古代ギリシャの時代にさかのぼると、フクロウはギリシャ神話の女神アテネの従者であったとされ、女神が司っていた知恵と学芸がフクロウに引き継がれたといいます。また、エジプト文明では、異界とコミュニケーションをとることができる神秘の精霊であり、ネイティブアメリカンのインディアンの間では危険を予知する預言者、メキシコや中南米では家や家族を守る守護のシンボル、中国では悪魔祓いの鳥とされてきました。
日本では北海道の原住民、アイヌ民族がこの世の最高神として崇めていたのが「フクロウ」。彼らはフクロウが村を支配し国を守る神であるとし、夜に響き渡るフクロウの低音の鳴き声が、人々を魔物から守っていたといいます。こうして数千年ともいえる長い間、世界中の人々から崇められていたという事実こそが、フクロウにそれだけの確固たる開運力がある、という証しともいえるでしょう。

いろいろな国の幸運アイテム

南仏のセミ

南仏のツアーに行くと、なんでこんなにセミの小物が売っとるんだ?と思います。

まぁ、ラッキーアイテムなんだろうな?と想像はつきますが、絶えず『なんで?』と聞かれるのがこの職業。

無難に『幸運の虫』と言っておくのが、いいのかな。フランス人にとっては、よい印象の虫です。

「セミのよく鳴く年は豊作になる」と言われているそうです。

エジプトのスカラベ(フンコロガシ)

古代エジプトでは糞塊を転がして大きな球体を作るスカラベの習性を神秘的なものと考え、その球体を太陽に見立て、スカラベを太陽の運行を司る神である太陽神ケプリと同一視した

Wikipedia

昆虫と言えばテントウムシも忘れてはいけません。

台湾のパイナップルケーキ

台湾のパイナップルケーキがこんなに有名になるとはね。

一個食べたらお腹いっぱいじゃん。(甘いものはあまり得意でありません。)

台湾の人あんまり食べないよね。名古屋のういろと一緒だと思う。

お土産には買っていくけど自分では食べない。

パイナップルの台湾語が「オンライ」で福が来るとおなじ音でとってもよいもの。

パイナップルケーキだけでなくパイナップルが良いものです。

たくさん買って宅配便で送りたいといったお客さんがいましたが、台湾と言え外国です。

かんたんには送れません。っていうか、調べたらパイナップルケーキ送れませんでした。(個人では)

なので自分で持てる量を買ってください。

ウィーンの煙突掃除屋さん

暖房の使い始めと終わりの季節(春と秋)街に現れる煙突掃除屋さん。

ウィーンの街で、輪にした長いブラシをかつぎ、黒い服を着て帽子をかぶっている人がいたら、

自分の服のボタンを3回回しながら、ゆっくり願い事を言うと願いが叶うと言われている。

煙突掃除屋さんのギルト設立は1447年。関係ないけど…

今でも舞踏会シーズンの始まりは煙突掃除屋職人の会で始まるらしい。


金曜日だったからこのトピックを選んだのに、書いてたら土曜日なってしまった。

なので「土曜日の玉ねぎ」斉藤由貴で行きましょう。

以上。

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