添乗 台湾の最新情報 団体で行けるか?
台湾へ行ってきました。
やっぱりいいね、台湾。相変わらずよい国です。
この自主防疫ってものは、空港でピックアップした抗原検査キットで1日おきにテストするって制度なんですね。
これが意外な安心感!
大丈夫とはわかっていても、検査前はドキドキ。
でも陰性を確認することで、大手を振って街を歩けます。
街中のマスク着用率は、日本とほぼ同じ。
先日行ったベトナムもそうですが、屋外のマスク着用率は高い!
これはコロナのためでなく排気ガスのため。つまりコロナ前からみんなマスクしています。
飲食店の前には消毒液も置いてあるし、料理には取り箸もくれますよ。
以前と違うところは、夜市や永康街など観光客向けの店がまだ閉まっているところが多いってことでしょうか。
アイスモンスターとかも閉店しています。マッサージでお世話になったウィンザーも閉店。
もしコロナに感染した場合の治療費は、自己負担になりますので必ず保険に入っていきましょう。
濃厚接触者の考え方も、ほぼ日本と同じです。
でも台湾観光局は、もしかすると海外からの渡航者を迎えるにあたってパーテーションの設置とか言いだすかもしれません。今はないけど…
中国との関係が心配と言う声も聞こえてきましたが、
それを言うと台湾の人は何もできないので「今だから」と言う理由ではそんなに気にしていません。
以上の理由から、団体で行っても問題ないでしょう。
台湾へ団体で行くには別の問題がある
まずは、料金の問題。
燃油サーチャージだけで、30,000円くらい(2023年2月~ 航空会社によりちょっと違う)
航空運賃は安くなってきたけど、2月の平日チャイナエアラインで83,000円。(すべて込み)
コロナ前、台湾オフシーズンに二泊三日39,800円とかで行っていたのがウソの様です。
いまJTBのガクタビを見たら、111,800円!
だ~よ~ね~♪
そこに団体ツアーで行った場合には、バスを付けなくてはなりません。
そこで最近のバスに関する規制
交通部は「汽車運輸業管理規則」の条文を部分修正し、運転手の出勤からツアー終了までを11時間に制限することを発表し、6月から施行できるように準備しており、違反が発覚した場合9千元から9万元の罰金が科せられます。
https://linkbiz-tw.com/taiwan-labor43/ リンクビズTAIWAN 2022.08.18
バスの拘束時間11時間ルールが、厳しくなりました。
なので、「気軽に夕食後、夜市まで乗せてってよ!」なんて言えません。
更なる問題は、引用記事原文にもあるように、台湾人の国内ツアーが大変人気です。
聞いたところによると、日本人ツアーより台湾人ツアーの方がバス会社に払う金額が高いらしいのです。
さらに言えば、台湾人はチップを出します!
という事で、日本人ツアーに同行したいという運転手さんは残念ながら少なくなっていくでしょう。
以前、日本行きのツアーが増えていった頃、アジアのガイドさんがいなくなりましたよね?
インバウンドからアウトバウンドに乗り換えたせいで。
もちろんアウトバウンドの方が数倍給料が良かったからです。
それと同じことが台湾でも起きそうです。
団体でツアーを考えると、飛行機代だけでなくその他の費用もかさんでいくようです。
台湾の物価は?
街中の飲食店はそんなに大きく変わったとは思いませんでしたが、いかんせんレートが。
NT$1=4.5円くらい。計算するときは×5円でいいくらい。高い!
ちなみに私が台湾に住んでいた2002年頃のマクドナルドの時給が80元。
それが2022年168元! → 参考:台湾が最低賃金を改定
20年で2倍ですよ、2倍!
私の添乗員としての給料はこの20年で数百円/日しか上がってない。(@時間ではない)
日本の最低賃金も調べてみましたが、2002年が663円、2022年が961円 参考:バイト求人ネット
あれ?意外にも1.5倍近く上がってた。
っていう事は、添乗員だけが上がっていないのか。いや、私だけが上がってないのか、
もっと悲しくなってきた…
話がそれましたが、街歩きをしている中ではそんなに何もかもが上がってるという感じはしませんでした。
台湾へ団体で行けるか?
慰安旅行ならいけるね。コロナ前はハワイとかに行ってた団体なら同じ予算で行先を台湾へ。
でも修学旅行で以前台湾に行ってた学校だと難しいかな、料金的には。
でも、行ってほしいな。今の台湾を見てほしい。
台湾へ行くのに制限はないのだから、あとは日本の水際対策がなくなれさえすればすぐに行ける。
さて台湾に行く準備をするとしましょうか。
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