添乗員は、何でも知ってるわけではありません。
たぶん、広ーく、すごく薄っぺら~くいろんなことを知ったかぶりしているのでしょう。
だいたいの物事には諸説あるのでね、都合のいい解釈を使って説明しています。
いろいろ謎の多い中国をフューチャーしてみましょう。
よくある質問をまとめました。
どうして中国人はあんなに大きな声で話すの?
文革時代、密告制度があったのでこそこそ話してると、密告してると思われるので、公明正大に大きな声でしゃべってるんだよ。
どうして列にちゃんと並ばない国の人がいるの?
列に並ばない人達の国は、並んでいたら永遠に自分の番がやってこない国だからです。
今では、中国でも列を作ります。(北京オリンピックの時練習したから)
列を守らない中国人がいたら、すごい田舎者なんだなぁと温かい目で見てあげながらでも注意しましょう。
今問題の香港。行政長官の林鄭 月娥さんは、なぜ名字が2文字なの?
昔の習慣で女性は結婚すると旦那さんの名字を自分の名前の上につけました。香港や台湾でまだたまにいます。
現在は、普通に夫婦別姓です。
なんで箸は中国から伝わったのに日本では横向きに置いて中国では縦に置くの?
元の時代の中国は、モンゴル民族に支配されていました。
モンゴル民族は、食事にナイフを使うため横にすると自分を切ってしまうので縦に置きました。ついでに箸も縦に置くようになりました。
なんであんなに使いにくい長くて太い箸を使うの?
大きなテーブルで遠いお皿からとらなくてはいけない事。
おかずを人のお皿(お茶碗)に取ってあげるのが親しみの証拠。
箸の話は尽きない。もしあの長くて太い箸がどうしても苦手なら日本から割りばしを自分で持っていくしかない。
でも、台湾ではSARS以降取り分け箸を使うレストランが増えたというし、今回のコロナでこれも変わっていくんじゃないかな?
マナーとして、逆箸(箸を反対向きにして料理を取る)のは中国ではマナー違反です。
肌色みたいな色をしているのは、象牙色だからです。
ちなみに韓国の箸が銀色なのはステンレスだからですが、昔は銀。
銀は毒に反応するので、という理由からです。
どうして取り皿を変えてくれないの?
普段の家の食事では取り皿を使う習慣がないからです。
(ご飯の上におかずをのせます。)
高級店で、一品ずつ給仕が取り分けてくれる店ならお皿も都度変えてくれます。
スタンダードな店なら、お皿ください、と言わなくては変わりません。
基本、味が混じっていても構いません。
エビの殻などは、テーブルに直置きです。
中国やアジアでは、添乗員がお客さんと同席する場合がとても多いですね。
だから、最低限の言葉は覚えておいた方がいいと思います。
お客さんに何か頼まれるたびにガイドさん呼びに行ってたら、時間だけが過ぎていく。
もしくは最初に全部準備しておいてもらう。
- お茶
- 取り皿の替え(どこにあるか教えておいてもらえば安心)
- 箸のありか(蓮華や箸を落とす人がけっこういる。つるつるしてるからか?)
- 塩などの調味料(テーブルに置いてある調味料は”これに付けて”と言うルールはありません。好きなものに好きなようにつけてください)
- ビールは冷えているか
- 紹興酒はもやは外国人観光客ぐらいしか頼まないのではないか。若い子たちはワインを飲むし、お年寄りはウィスキーや白酒を飲む。
- それでも紹興酒を飲みたくて、しかも温めてほしいと言われたらかなり時間がかかる。湯煎するからね、基本。
- 餃子と言えば水餃子が基本です。
- 中国の食文化を大きく二つに分かると、北は小麦の文化、南はお米の文化です。(北京は北で上海は南ね)
知っておくと、便利ですよ。
とにかく発展が早い中国。
なんでもやってみよう!精神の中国では、新しい技術がどんどん実用化されています。
無人タクシーも街中走っていますよ!
コロナが明けたら中国へ行っチャイナ!
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