スイス国別情報

スイスワイン ローザンヌのお土産 シャスラとファンダン ラヴォー地区 選び方

スイス

チーズフォンデュとファンダンの白ワイン

~添乗員がスイス添乗時によく使う言葉~

スイスワイン っておいしいですよね
しかもスイス以外になかなか流通していないというのもお土産に最適 今回は、ツアー中にだした白ワインがたいそう好評だったのでその紹介です

チーズフォンデュ 日本との違い

まず、スイスといえば、ということでチーズフォンデュを食べに行きました。

実は意外にも募集ツアーにおいては毎回食べるものではありません。

なぜなら案外癖が強い。味のね。なので万人受けしないのです。

さらに言うとチーズフォンデュは冬の食べ物。日本人がスイスに行くのは夏。

なので観光客が来るところ以外では、チーズフォンデュはあまりやってないのです。(頼めば出てくるかもしれないけどスイス人は食べない)

ということで、チーズフォンデュの代わりにフォンデュシノワーズとかまたは純粋なチーズフォンデュより少し食べやすいトマトフォンデュが供されることが多いのです。

でも今回は、スイス滞在は2泊だけ、せっかくだから本格的なチーズフォンデュを食べましょう、ということになりました。

そうして選んだフォンデュはFondue moitié-moitié(ヴァシュラン・フリブールチーズととグリュイエールチーズが半分半分のフォンデュ)

Käsefondue auf der WikiCon 2018 01

作り方はこちらから→スイス政府観光局

そしてもう一つご案内で大事なこと

添乗員
添乗員

スイスのチーズフォンデュの具は、パンだけ! それ以外にじゃがいもとかソーセージとかブロッコリーとかはありません。

パンだけを食べるのです!スイス人はそれで満足だろうけど日本人はそんなわけにはなりません。

前菜にサラダとサラミや生ハムの盛り合わせをだしてメインとしてのチーズフォンデュ。

とってもおいしかったのですが、やはり食後にお客さんに言われました。

お客さん
お客さん

けっこうクセが強いんだね…チーズフォンデュ

添乗員
添乗員

そうなんです。だから有名なチーズフォンデュですが意外とツアーでは出されなかったりするんですよ~

スイスワイン チーズフォンデュとの相性

そしてこのチーズフォンデュと最も相性がいいのがスイスの白ワイン。なかでもファンダンが最高と言われています。

チーズフォンデュを作るのに白ワインでチーズを溶かしてるんだから当然だよね・・

チーズを大量に食するこの料理にビールはご法度と言われています。(水もよくないらしい)

関連記事:食べ合わせの話

ファンダンがいいんじゃないの?と思っていたらローザンヌでは”シャスラ”が良い!と言われました。

なにが違うのか?と思っていたらガイドさんが教えてくれました。

ガイドさん
ガイドさん

同じシャスラ種の白ワインだけどヴァレー州ではこれを「ファンダン」と呼ぶんです。

納得~

ということで、今回のレストランで提供するワインはシャスラのワインに決定。

もちろん値段も良心的。すると皆さんから

お客さん
お客さん

おいし~♪

大好評をいただきました。なかにはこのワインを買って帰りたいという人も。

でもそういうときに限って買いに行く時間がない…

Château de Vinzel Grand Cru

そのワインの名は、「Château de Vinzel Grand Cru」

何年のものかは覚えていないけど、フルーティーで飲みやすい。スイスのワイン販売のサイトで見たら22ユーロ(3,500円くらい)

お買い求めやすい値段だね。もちろんレストランでは2倍くらいの値段はついてたけど…

ヨーロッパの中心にあるスイスは小国にもかかわらず言語、文化、風景など実に複雑な多様性を誇っています。それは名産であるワインにもいえること。わずか九州ほどの国土で栽培されているブドウは約250種類。その比率は世界トップといわれています。

スイスのワイン スイス政府観光局

今回は買いに行くことができなかったのですが、次回のためにどこで買えるかを調べておきましょう。

一番安心なのはレストランに「売って」と頼むことだけど、みんなが欲しいって言ったら困ってしまう。

なのでスーパーに買いに行くのが一番無難かな

COOPのオンラインショップで調べたら全く同じのはなかったけどLa Côte AOC Grand Cru Vinzelが13.95CHF(2,000円ちょっとぐらい)(Migroのオンラインショップには出てこなかったからCOOPがいいかもね)

お土産にちょうどいい価格じゃない?安くもなく高くもなく・・

スイスワイン 添乗員的 お土産の選び方

これいつも困ってしまいますね。

立ち寄ったサービスエリアでもワインの種類が半端なく多い。そのなかでこれがいい!と言い切るのは勇気がいります。

よっぽどワインに詳しい添乗員さんなら「お任せください」というだろうけど、たぶんほとんどの添乗員はそこまでワインに詳しくない。(私は全然詳しくない)

値段で判断して高いのをお勧めした場合、「高かったのにおいしくなかった」とは言われたくないし・・すごく安いのを買うのは抵抗あるし…

シャスラの白ワインってだけ覚えていっても信じられないくらいの種類があるし…

スイスで白ワインを選ぶ方法 (ラヴォー地区付近にいるなら)

  • 品種はシャスラ(Chasselas / Gutedel←ドイツ語) 飲みやすいので万人受けする
  • ツアーで訪れたまたは通ってきた街が生産地(ヴォー地区、じゃなくてVEVEYとかGrandvauxとか町の名前)お土産話がしやすい
  • 価格は15~20スイスフランぐらいのもの
  • 白ワインは2~3年のうちに飲むのがいいので古くないもの
  • それでもよく分からなかったらハイダを選んでもいい
  • 最後はジャケ買い

添乗員は、お客さんと一緒にワイン売り場でどれがいいかな、って選びますからね。

これが買いたい、と写真などを持ってきてくれれば店員さんにも聞けますがお土産の時は「おススメ教えて」と聞かれるのが常。

もちろんワイン売り場でワインを物色しているローカルさんに聞くのも手ですが、ご迷惑ならないようにしたい。

ちなみに今回は事前にワインを買えるところに立ち寄りたいと現地にお願いしていましたが、ラヴォー地区は個人経営のブドウ農家が多いので団体は無理、と断られてしまいました。(ブドウの収穫期というのもネックでした)

添乗員
添乗員

Lavaux VINORAMA 本当はここに立ち寄りたかった…

スイスワインを買いたいときは、スーパーマーケットかサービスエリアでぱっと買えるように予備知識をいれておきましょう。

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