よもやま話

海外旅行添乗員のよもやま話 Dinner編 夕食 メニュー Menu

よもやま話

ゴルフの打ちっぱなしに行ってきました。

私は超初心者ですが気分はプロゴルファーです。

さっそく新聞のスポーツ欄を読んでいたところ

マスターズで優勝した松山君は、次回のチャンピオンズディナーのメニューを決める

という大役を仰せつかったとのニュースを発見。ニュース元

難しいだろうな。

でもこの上なく光栄な話だよねとも思います。

で、少し調べてみました。

歴代チャンピオンズディナーの詳しい内容を見たい人はこちらのページをご覧ください。

(去年のタイガーウッズのメニューだけ貼っておきます。)

1998年のタイガーのメニューはチーズバーガーとミルクシェイク。

このころと比べると今はしっかり3コースメニュになっていて全く違っていて興味深いです。

他の選手もハギス出したり、パエリア出したり地域色が強いのと

人によってメニューへのこだわりのなさがまた面白いです。

松山選手も寿司とか気取らずに、牛丼とかかつ丼とかがいいのでは。

という事で今回はDinnerの話。

朝食の話はコチラから

ノーベルディナー

添乗員が一番身近に、公式ディナーを食べることができるのはノーベルディナーかな、と思います。

もちろんストックホルム市庁舎「青の間」を貸し切ればそれなりの予算になってしまいますが、同じメニューを食べたい!というだけなら問題ありません。

市庁舎の中のレストランで食べるか、グランドホテルでも食べることができます。

添乗員
添乗員

ぶっ飛ぶほどおいしいものかと言えば、そうでもないけどお土産話にはなるよね。

何年のノーベルディナーが食べたい、と予約することも可能ですし、その時に供されたワインも一緒に楽しむことができます。(結構高いから似た感じのワインも教えてくれます。)

ディナーはちょっと予算的に…という人にはノーベル博物館の中のカフェでアイスクリームだけを楽しむことができます。

しかも、カフェ利用の人は入口で「カフェだけ」と言えば博物館の入館料はいりません。(ちなみにお土産屋さんだけ見たい場合も同じ)

ガラディナー

最近は、ツアー中にまたはイベントの時にガラパーティが含まれていることがよくあります。

a special public occasion at which there is a lot of entertainment, usually in the form of different types of performances:

https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/gala

エンターテイメントがある特別な感じのパーティ見たいです

クリスマスイブや大晦日のような特別な日に供される特別なディナーのこと。
主に東南アジアの国々で広く見られ、パーティのようなイベントが催されたり、特別な料理が振る舞われたりします。

https://hotelista.jp/concierge/dictionary/1215103.html

とも書いてあります。

添乗員もそれなりの格好をして参加した方がいいですね。

ツアー中に、どこかのガラパーティーに参加する場合は、プログラムやメニューはすで決まっているので何時間の食事タイムで何時からショーが始まるのか、終了した後の集合場所を予め案内しておく必要がありますね。

こういう席で添乗員がテーブル回ってウロチョロするのはちょっと恥ずかしいからね。

旅行社で企画したガラパーティなら添乗員はそれぞれ持ち場や役割があるはずなのでその指示に従って動きます。

普段パーティにお呼ばれするような生活をしていないので、パーティーというだけでワクワクします。

思い出話

こういった特別な夕食会にはハプニングがつきものです。

そんな夕食にまつわる思い出話を2つほど紹介。

とある有名人の結婚式で

ハワイで披露宴をするために集まった人々。食事のプロデュースをしたのはとても有名な人。

でもなんでかな?ハワイでの披露宴なのに準備されたのは名古屋色満載のメニュー。

しかも東京のシェフを連れて。(名古屋色の強いメニューなのに)

でもご本人は自信満々。「この食事の評価で自分の価値を決めてもらっていい」みたいなことまでおっしゃったようです。(列席者談)

で、そのお食事の評価は「言うほどでもないな」(列席者談)

なんかいろいろ間違てたんじゃないかな、と思いましたがきっとこれは一般人の考え方。

ああいう業界の方には、きっとウケたことでしょう。

招待状の店間違えた

ツアー中に現地の人を招いたレセプションがあり、そういった場合は事前に招待状を送ります。

やらかしてしまったのは、地元で有名なその店は市内に3軒お店を持っていました。

なので現地に疎かった私共旅行社は、お店の名前だけで判断してしまい違う支店の住所を書いた招待状を発送してしまいました。

気付いたのは、レストランで時間になっても誰も来ないとなってから。

さぁ大変です。まずなんでだ?なんでだ?となり、どうにか招待状の住所が違ってると判明。

他の店2軒に連絡し、もしそれっぽいお客さんが来たらこっちの店だと訂正してもらうように依頼して(でも店と店の間は30分くらい離れてる。渋滞したらもっと)

その日は到着日でこちら側のメンバーも眠たくなっちゃって…

それでもどうにか半分ぐらいの人が無事到着。どうにかパーティを始めることができたのでした。

でも、その時の何が一番の思い出かと言えば、団長や幹事さん達の対応。

起こってしまった最悪の事態に誰も怒らず、てきぱきとできることを進め、続々とお客様が到着した後は、団長の「あとは俺に任せておけ」の一言。

惚れてまるやろ~

えらい人と呼ばれる人はやはり人間の器が違うのだな、と痛感したのでした。


では今日は大好きなアルフィーの曲で「ふたりだけの夜」

以上。

コメント

タイトルとURLをコピーしました