よもやま話

海外添乗員 初心者向け よもやま話 散歩をすること

よもやま話

外国に住んでいると感じること。『娯楽が少ない』

はじめは、全然慣れなくて休日ってみんな何をしてるんだろう?ってすごく不思議に思っていました。

もう仕事を始めていたので余計かもしれません。

日本では忙しいく毎日を過ごしていたので、突然半日の授業だけの生活とか勉強することも働くこともできず家にいるだけ、

知り合いもいない毎日に暇で暇で死にそうになっていました。

でも、動物には適応能力がありますからそんな生活にもすぐに慣れてしまいましたけど。

(おかげで自粛中もなんにも意外と普通に過ごしました。)

今回は余暇の過ごし方「散歩」。

娯楽は散歩

たぶん多くの国での一番の娯楽は公園でゆっくり座っておしゃべりするか、散歩すること。

その他はとくに思いつかない。

そして公園には老若男女問わず、みんないる。私にとっては寒すぎる日も、暑すぎる日もベンチに座ってる。

だからもうそれが一番の幸せなんだと思う。

こないだは、東山1万歩コースを歩いてきました。

名古屋市内とは思えない大きな公園でアップダウンのある道をゆっくり歩きながら約1万歩。

紅葉がきれいで、とっても満足しました。

散歩している人も多くて、日本でもやっぱり散歩が一番お娯楽なんだなと感じました。

添乗員
添乗員

マラソンで有名なケニアの人たちは、毎朝通勤も通学も全員走って行くらしい。

(私が見たのではない。)

歩きたいっていうから

初めて母をヨーロッパへ連れて行くなら、自分の中ではイタリアがいいだろうと思っていました。

でも、一応母のリクエストを聞いてみたら「スイスに行きたい」と言いました。聞いてみるもんだね。

あの山の中を歩きたい!と言うのです。

さっそくスイス10日間のスケージュールを組み、山歩き(初心者編)を毎日組み込んで準備万端にして出発しました。

ところが、日程の半分ぐらい過ぎたとき母が言いました。「もう歩けない」

チッと舌打ちを心の中でしながらも、街の散策に変更したのでした。

旅行へ行くには日ごろからウォーキングをすることをお勧めします。

歩く速さ

こんなランキングがありました。(出典元:雑学カンパニー

  • 1位:シンガポール
  • 2位:デンマーク/コペンハーゲン
  • 3位:スペイン/マドリード
  • 4位:中国/広東省広州
  • 5位:アイルランド/ダブリン
  • 6位:ブラジル/クリチバ
  • 7位:ドイツ/ベルリン
  • 8位:ニューヨーク/アメリカ
  • 9位:オランダ/ユトレヒト
  • 10位:オーストリア/ウィーン

確かに先ほど散歩が娯楽と書きましたが、シンガポールでのんびり散歩している人はあまり見たことがない。

例えば、散歩だとしてもせかせか歩いているのでしょう。

デンマーク人はなぜだろう?狭いデンマーク、そんなに急いでどこへ行く、って感じ。あ、シンガポールもそうか。

ブラジルのクリチバってどこ?

どこの国もそんなに早く歩くイメージないけどなぁ。

東京の方がよっぽど早いと思います。

(歩かなくてはいけない添乗員の仕事:歩けど歩けど

お金を使わない

総じて言えるのは、「娯楽に金を使わない」人々が外国ではほとんどです。

長いバケーションと聞くととても優雅に聞こえますが、これも無駄なお金を使わないように何もしないで過ごします。

日本では、「別荘」というとお金持ちの象徴みたいに思いますが、ロシア圏の国の人が持っているダーチャは郊外にある別荘と言われるけど日本のそれとは大きく違います。

もっと生活感のあるというか夏の間野菜を作ってピクルスにして冬に備えるような場所です。

ま、お金を使わないことに焦点を当てるのではなくて「何もしないからお金がかからない」というのが正解ですね。

何もしない贅沢を楽しみます。

何したらいいの?

これはよく聞かれます。(特にリゾート地)

海やプールサイド、または山の中。のんびりしてもらうための時間ですが、お客さんは『のんびり』できない。したくない。なにかしたい。

せっかく来たんだから、と相談を受けます。

この相談にたいして「昼寝」「読書」という事を提案しては芸がありません。

でも、「ここからここまで散歩してみては?」は有効です。

庭園だったり、ビーチサイドであったり大きいホテルならホテル内でもいいでしょう。

特に年配の方はビーチリゾートに行くのに水着を持ってきていない、という事がよくあります。

せめて靴を脱いで足元だけでも海に入ってほしいですよね。

(私なら服のままでも海で泳ぐ)


ということで、今日の歌は「a walk in the park」安室ちゃん。

以上。

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