サンセバスティアン 名古屋地方の流行りはちょっと遅いと言われますが、添乗員をしてると「その通り」とうなずきます。最近は立て続けにサンセバスティアンのことを聞かれていますので基本情報をまとめておきましょう
サンセバスティアン ビルバオなどの都市があるバスク州が人気になったのはやはり2011年以降だと思う。
なぜなら【テロ組織「バスク祖国と自由」(ETA)が最終的なテロ活動の中止を宣言した】から。
でもだからと言ってすぐに観光客が押し寄せるわけではありません。(特に日本人は行かない…)
でも2017年にはETAの完全武装解除が発表され、いよいよ安全にお墨付きが付きました。
遅らばながら日本人も「目指せ!サンセバスティアン」になっていったと思う。
たくさんの日本人が訪れるようになるころには、すっかり成熟した観光地のバスク。あっという間に人気観光地の一つとなりました。
名古屋地方の旅行先の流行りはちょっと遅く来ると言われますが、パンデミックが終わりどうやらサンセバスティアンを始めとするスペイン・バスク州が人気を集めているようです。
■ バスク州の復活を知るための資料
1.グッゲンハイム効果
2.成長する美食のまち、サン・セバスチャン
■ バスク州の観光を知る資料
バスク州の観光局HP
サンセバスティアン アクセス
バスク地方はマドリッドやバルセロナから陸路ではちょっと遠い。基本的に飛行機を利用することになるでしょう。
その場合サンセバスティアンやビアリッツ(仏)にも空港はありますが、バスク州の玄関口はビルバオになります。
ビルバオ空港へはスペイン国内だけでなくパリやアムステルダムからも飛んでいます。
(サンセバスチャン空港はスペイン国内線しか飛んでいません。MADやBCNが発着地となるアジア便や中東便を使うときはいいかも)
ビルバオ空港からサンセバスティアンまでは専用車なら1時間ちょっと。ビルバオの町までは渋滞がないと15分ぐらいで着きます。
予定を組み立てるときは、ビルバオ空港を起点にしたほうがいいでしょう。
マドリッドからの陸路は5時間前後、バルセロナからだと8時間くらいかかるようです。
マドリッドから道中の町 → ブルゴスの記事
バルセロナから道中の旅 → サラゴサの記事
サンセバスティアン 泊まる
旅行会社の人なら知っておかなくてはいけないこと。
サンセバスティアンに行きたいという人は、サンセバスティアンの旧市街でBAR巡りをしたいと言ってるのだということ。
だから旧市街へ徒歩圏のホテルをお勧めするのがまずは基本。
その次によくイメージ写真で出てくるコンチャ湾に面してるホテル。旧市街の海側は港(船着き場)なのでビーチ(海岸)沿いではありません。コンチャ湾に面してるホテル、と言われたらそれはコンチャビーチに面してるという意味です。
コンチャビーチは1350メートルほどあるので旧市街側か展望台側かで距離は変わりますが、旧市街側であればホテルから旧市街まで徒歩15分くらい。十分近いロケーションと言えます。
この町のシンボル的なホテルは「マリア・クリスティーナ」
とりあえずお金持ちの人にならこのホテルを勧めましょう。残念ながらビーチには面していませんが旧市街の手前で裏手はウルメア川が流れています。
シンボルホテルにふさわしくホテルの中に何でもあります。高級食材店もキッチンスタジオもある。

ちなみにスーパーマーケットですが、スペイン系とバスク系に分かれています。
バスクのお土産が買いたい人はバスク系のスーパーに行きましょう。
ビーチに面してるほうがいいという人には、ホテル デ ロンドレス イ デ イングラテラかな?(私は泊まったことないけど)立地推しで
さらにサンセバスティアンにはNOBUのホテルもオープンしています。(もちろん泊まったことはない。建設中のところを見に行った)
ミーハー好きなお金持ちに最適です。
ビルバオでおすすめするホテルをまとめると
- マリア・クリスティーナ
- ホテル デ ロンドレス イ デ イングラテラ
- NOBU
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サンセバスティアン BARについて
基本的にはBARの予約はできません。これ大事!

お金持ちのお客さん、すぐ言うからね。おすすめのとこ予約しといて!
できません!!
BARに付属しているレストランなら予約できますが、レストランのお席でBARのフードを食べることはできません。レストランメニューを食べることになります。
観光シーズンのサンセバスティアンの町は、すごい人でごった返しています。そして人気BAR点のカウンター前はどこをどうやって並んでるのか分からないくらいの人です。
でも店員さんはプロなので顔を覚えて順番に注文を聞いてくれます。
支払いはクレジットカードで大丈夫ですが、現金もあったほうが安心です。
その都度払うところもあれば、最後にまとめて払うとこもありますが、これは何軒か回るうちに何となく分かってくるでしょう。
料理は周りの人が食べてるものを見ながらおいしそうなものを食べてください。この辺はガイドブックにたくさん載ってるでしょう。
ラビーニャのバスクチーズケーキを食べに行く人もいると思いますが、結構でかいです。2人または3人で一個で大丈夫です。(甘いもの好きの人は1個でも大丈夫)おひとり様旅行の人は、最初から「半分で」と頼んでもいいでしょう。
サンセバスティアン レストラン
ここまで行くなら1軒は星付きれるトランに行っておこうと思う人も多いはず。
いうまでもないけど、スペインのレストランの夜のオープン時間は遅いです。
いいレストランであればあるほど遅い。早くて20:00。なのでちゃんとお昼寝しから行きましょう。
予約は大人数でない限り意外ととれるとは思いますが、事前ルールが結構細かく書かれていますのできちんと守りましょう。
そしてお食事コースですが、とても量が多いです。
例えば私はMartín Berasateguiが出してるお店の一つOla(ビルバオ)に行きましたが、コースで11品ぐらい出てきました。(一つ一つはもちろん小さいんだけどね)









こんな感じで、さらにペアリングされた飲み物も出てきますからね。ちゃんと胃袋整えてからお店に向かいましょう。
食事時間は3時間半くらいは見ておいたほうがいいね…
サンセバスティアン 観光
BAR巡りを24時間やっているわけに行かないから観光も、となりますよね。(腹ごなしも必要です)
夏ならビーチで泳いでもいいけど… とりあえずイゲルド展望台へ上ってコンチャ湾を眺めましょう。

コンチャ(ホタテ)の形に見えますね。
郊外なら
こんな感じかな?
最低限これぐらいを押さえていれば、お客さんと基本的ばお話ができると思います。
そこから先は、お客さんの要望によって変わってくると思いますが。
バスクはいいとこ、一度はおいで
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