大好評、Mりん先輩の寄稿第5弾。
ポルトガルといえば、何でしょう?
大航海時代、バスコダガマ、エンリケ航海王子、エッグタルト、ポートワイン、コルク、コインブラ大学、ファティマの奇跡、ユーラシア大陸の最西端、ファド、詩人カモンイスなど、たくさんありますね。
コルクは生産量世界1ですよね。
シェア50%超えている…
そんなポルトガルの基本情報をご紹介します。
- 国名:ポルトガル共和国
- 面積:約9万2000平方キロメートル(日本の1/4)
- 人口:約1027万人(日本の1/12)
- 首都:リスボン(人口約50万人)
- 言語:ポルトガル語
ポルトガル語を公用語にしてる国は?
ブラジル、モザンビーク、マカオ、東ティモールなど9ヵ国もあります。
- 時差:日本よりマイナス9時間
- お水:水道水は飲用可(但し質が違うのでミネラルウォーターがおすすめ)
- 通貨:ユーロ
- チップ:レストランは10%程度、タクシーはおつりの小銭程度
- 免税:61.35ユーロ以上
- 電圧:220V・50Hz
- プラグ:Cタイプ
≪補足≫
ポルトガル人の国民性とは何でしょうか?
ツアーに何回か同行して感じたのは、”他のラテン系ヨーロッパ人に比べれば穏やかで、ポルトガル語がマイノリティなせいか英語を話す人が多く、海に面していて魚介類を食べる頻度が高く、港町独特の陽気さと哀愁がある”ということです。
大航海時代に、スペインと世界を二分するほどの繁栄を極めたので、その後はのんびりと下降して、穏やかな生活を楽しんでいるようにも思えます。
”The Perfect European”(完璧なヨーロッパ人)という絵葉書には、”ポルトガル人のように器用に”と書いてあります、が、これは皮肉なので、ポルトガル人は不器用だと思われているのかもしれません。
THE PERFECT EUROPEAN SHOULD BE…
Technical …… as a Portuguese
Humble …… as a Spaniard
Cooking …… like a Brit.
Available …… as a Belgian.
Controlled …… as an Italian.
Driving …… like the French
Organized …… as a Greek
Sober …… as the Irish.
Humorous …… as a German.
Generous …… as a Dutchman.
Discreet …… as a Dane.
Famous …… as a Luxembourger.
Talkative …… as a Finn.
Flexible …… as a Swede.
Patient …… as an Austrian.
完璧なヨーロッパ人とは…..(嫌味です)
ポルトガル人のように器用で
スペイン人のように慎ましく
料理の腕前はイギリス紳士
いつでもどこでも役に立つとても便利なベルギー人
イタリア男のように控えめで
運転マナーはフランスっ子
ギリシャ人は整理整頓
酒はアイルランド人と軽く嗜もう
ユーモアのセンスはドイツ人に習い
オランダ人のように気前が良くて心は寛大
デンマーク人を見習って品行方正に
みんな知ってる俺はルクセンブルグ人さ
フィンランド人は話好き
スウェーデン人らしく融通が利き
オーストリア人の忍耐強さを見習おう
引用元:http://radphys4.c.u-tokyo.ac.jp/~torii/home/etc/PerfectEuropean.html
こんな小さな国が、なぜ独立を保っているかといえば、5世紀のスエビ族に始まり、12世紀のポルトガル王国創始者アフォンソ・エンリケス、14世紀にカスティージャに勝利したジョアン1世など、その時々のリーダーが有能だったからかもしれません。
日出づる国の日本からみれば、遠く離れた日沈む国のポルトガルですが、
小さな国の、小さな町を訪ねてみれば、それぞれに、深い歴史と深い文化がありますので、ぜひ時間を作って訪れてみてください。
今日の曲は、ポルノグラフティのサウダージです。
サウダージとは、ポルトガル語で”憂い”や思慕”を意味する言葉で、
”もう得られない懐かしい感情”や、”追い求めてもかなわない思い”など、ポルトガル人が抱く独特の感情のことを表しています。
日本人にも、似たような感情がありますね。
でも私はこの曲を聴くと「母を訪ねて三千里」の終わりの歌を思い出す。
♪さぁ出発だ!いま日が昇る!希望の光両手に掴み~♪
以上
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