添乗員の仕事

善意の第三者 できることなら助けてあげたい ときどき愚痴 私のせいではありません

添乗員の仕事

人助け 良かれと思って 私は 善意の第三者 だと思ってる サービス精神旺盛 仕事柄

添乗員なんて仕事をしてる人は、基本的にはサービス精神旺盛と言うかお節介。

困ってる人を見つけたら、助けてあげたい。(困ってることの方が多いから助けてほしい)

だから困ってる人を見つけたら声をかけるようにはしています。

でも、声をかけた結果「こんなことしなければよかった」と思うこともしばしば。

もちろん自分のせい。だから文句は言えない。ここで愚痴を書いてるだけ…

実話① ハワイで通訳しろっと言われた結果

先日ハワイのホテルでの話

ツアーデスク業務をしていたら向かいのレンタカーのカウンターで困ってる日本人グループがいました。

そのグループの一人が突然私に向かって言いました。

「お姉さん、ちょっと手伝って!怒」

もちろんウチのお客様ではありません。でもあまりにも急だったのとその声に反応してしまったのでなぜか手伝うことに…

お手伝いすること数分。レンタカーのスタッフが言うこともごもっとも。日本人のグループが言いたいことも分かる。

でもね、私は全く関係のない第三者。手伝ってあげてるのに私に向かって怒ってくるってどういうこと?思わず

添乗員
添乗員

それって私に言ってます?

と返してしまいました。

結局そのやり取りを見ていたレンタカー屋さんのスタッフが見かねて助け舟を出してくれたので事なきを得ましたが、さらにそのグループの捨て台詞(レンタカー屋さんに向かって)

とある日本人
とある日本人

なんだあの態度は?(日本語)

え~、私にも言わせてください。(彼らに向かって)

添乗員
添乗員

なんだあの態度は?

実話➁ トルコで荷物運ぶの手伝ってあげたら

アンカラからイスタンブールまでの列車の旅。

私たちは1泊分の荷物を持って列車に乗り込み、荷物はバスでイスタンブールに運んでもらいました。

特に速く走るわけでもないアンカラ特急。他グループの添乗員さん達と和気あいあい、夜の夜長を楽しんでいました。

ところが、突然の車内放送と急ブレーキ!

聞けば、線路の故障があってこの先に進めないとの事。

しばし状況を見極めるため車内待機をしていましたが、どうにもならないようなので近くの駅まで歩いていき、その駅に振替輸送に来ているバスで次の駅まで行きイスタンブールから迎えに来ている列車に乗り込むこととなりました。

お客様に現状を説明し、いざ線路の上に降り立ち真っ暗の中を歩き始めました。

添乗員
添乗員

列車から線路って意外に高低差が大きいのね

自分のグループが全員降りたことを確認し、私も進んでいこうとしたその時別のグループが大変なことになっていました。

そのグループは、スーツケースを列車に持ち込んでいいたため荷物も一緒に移動しなくてはいけなかったのです。

こういうことって明日は我が身。私が手伝えるのは1夫婦ぐらいだけど荷物を持ってあげましょうと声を掛けました。すると

怒る人
怒る人

どうなってるのよ!

なんでこんなところを歩かせるのよ!

怒怒怒…

むちゃくちゃ怒られました。

そう、添乗員ってこういう仕事だったわ。外国で起こったトラブルに現地の言葉で文句を言えないから日本語の通じる何の罪もない添乗員に怒るんだったわ、こういう人。

でもね、わたしゃ貴方の添乗員でもなきゃ召使でもない。善意を示しただけなのに…

嫌になっちゃう…

実話③ VISITJAPANWEBの登録の仕方を教えてあげたのに…

これは以前にも書きましたが、もう一回書きます。なぜなら最近e-visaが増えている。

VISAでなくても渡航認証が増えている。例えばフィリピン→eTravel

フィリピンeTravel

海外から、または海外に渡航する方向けに、フィリピンではeTravel宣言書が導入されました。当初、これは新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐために作成されました。現在、フィリピンに旅行するすべての渡航者は、出入国前にフィリピンeTravelを記入する必要があります。

https://www.philippines-healthpass.com/jpより引用

渡航が決まれば、旅行会社も登録しておいてね、と案内をするだけではありません。

滞在先やお客さんが入力に困りそうな項目を書き出して、入力案内を作成したり、チェックリストを送ったり、ちょっとでも分かりやすくできるように頑張っています。

でもお客さんに怒られます。

「なんでこんなに面倒くさいんだ!」「こんなもん、できんわ!」

えー、まず初めに言っておきたいのは、

旅行会社が作ったのではありません!

でも旅行会社は渡航に必要な情報を提供しなくてはいけないからね。頑張ってますよ。

でもお客さんに怒られます。(2回目)

良いニュースもあります。最近アメリカのESTAはちょっと簡単になりました。というのもアプリを作ったから→ アプリ

公式アプリなので、怪しい代行サイトにぼったくられることがなくなりますね。

そして今どんな形になるのか戦々恐々としているのが、ヨーロッパの渡航認証

https://etias-web.com/ から引用

ホントは2023年からだったと思うけど、コロナの影響で後ろ倒しになりました。2025年から開始されます。

添乗員
添乗員

また言われるんだろうな、行き場のない文句を…


良かれと思ってやっていることが、必ずしも良い結果を招くわけではない。

それでも性分は変えられないから、これからもお節介し続けていくんだろうな…

必要がなければやさしくお断りしてくださいね

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