ツアー中は当たり前のように聞かれる「今日の日の入り何時?」
旅行の仕事をしていると、日の出日の入り、月の満ち欠けはどうしても気になってしまいます。
明日は夏至です。一年のうちで一番日の長い日になります。
なので今日は日の時間についての話です。
夏と冬の時間
ヨーロッパだとどれくらいの差があるか想像できますか?
パリで見てみると(2020年)
- 6月21日 日の出 5:47 日の入り 21:59
- 12月21日 日の出 8:41 日の入り 16:57
日照時間は夏至で約16時間・冬至だと約8時間! 倍違います。
冬のツアーが夏のツアーの半額なのは日照時間の差でしょうか…
たまに夏のパッケージツアーを真似した観光ツアーを冬に組んでいるのを見かけますが、それは無理だということがよくわかりますね。
真っ暗なうちに出掛けて、日がどっぷり暮れてから帰ってくるでは困ってしまいます。
飛行機だって、夏と冬ではダイヤが違う。
夏の日照時間を有効利用するためにサマータイムという制度があるんですが、モロッコでは政府が変わって一年中サマータイムを導入するという(2018年~)あまりに無体なことが行われています。
日照時間が、ツアーに与える影響はとても大きいです。
必ず、目的地の日の出入りは確しましょう!
とあるツアーで”海が見える部屋”指定。とうたってあったホテルがあったんだけど、日が暮れてからチェックイン、日の出前にチェックアウトで海なんか見えなかったことがありました。
絶景が見たい
やっぱり見たいよね、絶景。
● 日の出入りが気になる
- サンセットクルーズ(例:ホノルル)
- 朝景が有名(例:モンサンミッシェル)
- 夕景が有名(例:アンコールワット)
- 地平線・水平線が見える場所
- 山・渓谷・峡谷が見える場所
サンセットクルーズはその名の通りサンセットを目指していくのであまり問題にならないんだけど、モンサンミッシェルに日が差す時間に出発では何ともならない。
● 月の満ち欠けが気になる
- オーロラ鑑賞
- スターゲイジング
- 月食やスーパームーンなどの現象
- 満月や新月の時だけ行われるイベント
- ラマダンの開ける日
満月って意外と光が強いからね。
オーロラは見えなくなります。星鑑賞の場合もできれば月の光が少ない方がよく見えますね。
意外と星を見るチャンスはいろいろなところにあるから、星座が見れるアプリを入れておくことをお勧めします。
今日の歌は、セイントフォー「太陽をだきしめろ」
♪熱い太陽をっ 抱きしめろっ♪
以上
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