秋本番。温泉旅行に行きたいな。
今年は、紅葉もよさそうな予報でますます旅行に行きたい気分が高まります。
昨今の温泉事情と言えば、昨年までのインバウンドブームで、どこの温泉場にも分かりやすい”お風呂の入り方”が表示されていたことですね。
ああいうのを分かりやすくイラストで描いてあげるのっていいですよね。外国にもほしいです。
団体を連れていれば、お客さんの便利の為にも施設さんの便利の為にも添乗員が事前に説明しておいた方がいいこともあります。
と言うことで、それぞれのお風呂事情。
ハマム
トルコやモロッコなどの国へ行けば、一度は体験したいトルコ風呂、ハマム。
この辺の国へ行く時のパッケージツアーはかなり忙しいツアーが多いので、正直ゆっくりハマム、なんて言っていられないことが多いです。
日本のスーパー銭湯と違って夜中は営業していないからね。遅くて22:00頃までではないでしょうか?
だからと言って諦めてはいけない。いける時間を見つけて頑張っていってみましょう。
注意事項としては、お風呂の温度(大理石の温度)は場所によってまちまちである。ま、日本の温泉もここは熱め、ここはぬるめなんてありますがそれと同じことです。
いつも言うことですが、「外国にちょうどいい温度はない!」
だから、自分にとって熱いなぁ、と思ったらちゃんと熱い、と伝えましょう。お湯じゃないから水で埋めるってことはできないんだけど、下に敷くタオルを増やしてもらったり、先に冷水を流してもらったりね。なんかしてくれるはず、または自分でアイデアを出しましょう。
もちろん真っ裸になって体を洗ってもらうわけですから、心の準備も必要です。
垢スリやマッサージとの文言もありますが、これも場所により人により力の強さや弱さもまちまちです。
だから、全然垢スリになってなかった!と言われてもマッサージ全然気持ちよくなかったと言われても個人的な技量の部分までは担保できませんので、あくまで観光の一部だと思ってもらっておいた方がいいですね。
あと、ホテルのお部屋にハマムがついていた時がありましたが、使い方が全く分かりませんでした。もちろんホテルの人に聞いたし自分でなんかのスイッチもいろいろ触ってみたんだけど、ぜんぜん温まってこない。
それでもこんなもんかと、大理石の上に寝そべってみたけど風邪ひきそうなぐらい寒くなってきたので諦めました。
だいたいお部屋に付属のハマムとかジャグジーとかちゃんと動いたことがないよ。
たぶん取り付けるんだけど、メンテナンスをしないんだろうな。
ホテルや街のきれいなハマムに行く時は、特に準備はいりません。タオルもシャンプーも揃っています。
裸になるのに抵抗がある人は、水着きてももちろん大丈夫。
サウナ
フィンランドが有名なサウナですが、寒い北欧、ロシアなど北ヨーロッパの国のホテルにはけっこうサウナがありますね。
気をつけなくちゃいけないのは、たまに混浴がある、と言う事。ちゃんとセパレートになっているか確認しましょう。
スタンダードなサウナの入り方は自分で調べてください。
あと、入る前にホテルの人に声かけて温度をあげてもらうスタイルのとこもあります。
先日泊まったフィンランドのホテルには、トラディショナルなフィンランド式サウナ、スチームサウナなど3種類ぐらいのサウナがありました。
それなのにお客さんと外の公衆サウナにも行きました。
入口でのお金の払い方とかロッカーの使い方とか、なかなか日本のそれとは勝手が違うからね。
事前に見に行けるわけでもなく、女性と男性は入口で分かれてしまうから中で説明するってわけにもいかず、写真を撮っていいような場所でもないからなかなか大変です。
ま、よくわからないところを探検するのも良い思い出になるでしょう。
韓国の垢スリ
あれはまだ20代初めの若かりし日の事でした。
韓国に初めて行った時は、お水関係の会社の慰安旅行でソウルでない近郊都市のスーパー銭湯みたいなところに研修がてら行きました。
そして社長から、『女性の方は頼んだ!』と言われ私がご難愛することに。でも私だって勝手が分からない。その結果まさに裸のお付き合い。
みんなで垢スリを予約したのはいいけど、韓国語は全く分からないのでお客さんの順番が回ってきたら裸の私が浴場を回って呼びに行く、と言う恥ずかしいこともしました。
そして最後は私も垢スリをしてもらったんだけど、これも初体験。私はもうお嫁にいけないんじゃないのか?と心配になるほどの体勢を取らされたのを新鮮に覚えています。
垢スリおばちゃんたちは、年齢に関係なく黒や紫の上下ペアの下着をつけていたことも鮮明に覚えています。
そんな垢スリも今では、韓国に行けば絶対。韓国に行けなければ地元のスーパー銭湯でも定期的にやっています。
最高だね、垢スリ。
お風呂と言えば、もうこの曲しかないでしょう。
「バスルームから愛をこめて」
以上
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