*本ページのリンク先にはプロモーションが含まれている場合があります。
*本ページのリンク先にはプロモーションが含まれている場合があります。
よもやま話

添乗員のよもやま話 円が安くなっていく 負担増は15年前と比べると2.6倍!

よもやま話

円安 だから海外なんて高くて行けんわ!
最近のお客さんからよく聞く言葉

円安 どうにもならないね、本当に。関連記事→海外旅行はもう安くなりません。 これを書いたのが2023年。

ここまでの円安誰が想像したでしょう…

同僚添乗員
同僚添乗員

シンガポールドルが134円だったわ!

同僚添乗員
同僚添乗員

ローマで両替したら1万円が34ユーロだったわ
*手数料が14€だったらしい

オーストラリアへ行った同僚からは

ウールワースの水 360円 オーストラリア

何もできない、何も食べれない、レストランに日本人がいない、お土産にブランドものなんていつの話…

こんなに海外行ってても、毎回新鮮に円の安さにびっくりしてます。

他の添乗員と話してても話題は一緒。円安

タイバーツに日本のトラベレックスで両替したら5.82円だったとか。

寄ると触ると円が安いという話をしています。

為替レートの推移比較

ちょっと調べて見ました。※円→外貨への両替時のレート(販売レート) AI先生の力を借りました。

個人の現金両替レート比較表

通貨2026年2月2019年2月2016年2月2011年2月変化率(2011→2026)
米ドル (USD)158.09円113.67円116.42円84.50円+87.1%
ユーロ (EUR)188.22円130.09円128.11円115.30円+63.2%
英ポンド (GBP)218.65円148.33円163.89円136.40円+60.3%
タイバーツ (THB)5.00円3.64円3.41円2.75円+81.8%
シンガポールドル (SGD)124.91円83.06円81.35円66.20円+88.7%
インドネシアルピア (IDR) ※100単位1.05円0.81円0.86円0.95円+10.5%
韓国ウォン (KRW) ※100単位10.91円10.10円9.72円7.55円+44.5%
香港ドル (HKD)20.31円14.49円14.92円10.85円+87.2%
豪ドル (AUD)110.19円81.43円82.42円85.50円+28.9%
台湾ドル (TWD) ※100単位522.00円369.00円349.00円289.00円+80.6%
カナダドル (CAD)115.62円85.23円82.71円85.10円+35.9%
中国元 (CNY)22.63円16.89円17.34円12.85円+76.1%

データ出典: 三菱UFJ銀行 外国為替相場(過去データ)を参考に作成 2026年2月のデータは2026年2月2日時点

  • 注意事項
  • 上記は銀行の現金両替レート(販売レート)の概算値です
  • トラベレックスなど両替専門店では、さらに手数料が上乗せされます
  • 実際のレートは店舗や時間帯により変動します
  • インドネシアルピア、韓国ウォン、台湾ドルは100単位あたりの価格です

あえて円がとっても強かった2011年(今から15年前)と比較してみました。

そしてこのころの記憶が鮮明。

添乗員
添乗員

15年前なんて昨日の話だわ。

変化率、すごくないですか?

添乗員
添乗員

シンガポールドル +88.7%
たった15年で!

先日はタイに行ってきましたが、1バーツも無駄にできない。だって5円超えてるわけだから…

各国の物価上昇率(2011年→2026年の15年間)

主要国・地域の累積物価上昇率

以下は、2011年から2026年までの約15年間における各国の消費者物価の累積上昇率です。

国・地域2011年→2026年 累積物価上昇率(概算)備考
米国約40-45%2020年代前半の高インフレが影響
ユーロ圏約35-40%エネルギー価格上昇の影響大
英国約45-50%Brexit後のインフレ圧力
日本約15-20%長期的な低インフレ、2022年以降やや上昇
タイ約25-30%比較的安定したインフレ率
シンガポール約30-35%先進国並みのインフレ
インドネシア約60-70%新興国の中では中程度
韓国約30-35%安定的な経済成長に伴うインフレ
香港約25-30%ドルペッグ制の影響で比較的安定
豪州約35-40%資源国としての価格変動
台湾約20-25%低インフレ基調
中国約35-40%経済成長に伴う物価上昇
カナダ約35-40%米国に近い動向

重要なポイント

1. 為替と物価の両面から見た購買力の変化

為替レート表と合わせて見ると、日本人の海外での購買力がいかに低下したかがわかります。

例:米ドルの場合

  • 為替レート変化:84.50円 → 158.09円(+87.1%)
  • 米国の物価上昇:約40-45%
  • 実質的な負担増:約2.6倍(為替×物価の複合効果)

例:タイバーツの場合

  • 為替レート変化:2.75円 → 5.00円(+81.8%)
  • タイの物価上昇:約25-30%
  • 実質的な負担増:約2.3倍

2. 日本の特殊性

日本は先進国の中で唯一、15年間で物価上昇率が15-20%程度と極めて低い水準でした。しかし、円安により海外での購買力は大幅に低下しています。

3. 海外旅行・留学への影響

2011年と比較すると、海外での実質的な支出は以下のように増加:

目的地為替負担現地物価上昇合計負担増
米国+87%+40-45%約2.6倍
欧州+63%+35-40%約2.2倍
タイ+82%+25-30%約2.3倍
シンガポール+89%+30-35%約2.5倍

4. 比較的影響が小さい国

  • 韓国:為替が+44.5%、物価が+30-35%で、合計約1.9倍
  • インドネシア:為替が+10.5%と小さいが、物価が+60-70%で、合計約1.9倍
データの注意点
  1. 累積物価上昇率は、各年の消費者物価指数の変化を累積した概算値です
  2. 国によってCPIの計算方法や対象品目が異なります
  3. 2020年代前半(コロナ後)は多くの国で急激なインフレが発生しました
  4. 実際の体感物価は、個人の消費パターンにより異なります
参考:主要国の近年のインフレ動向
  • 米国:2022年に8-9%の高インフレ、2024-2025年は2-3%台に鈍化
  • ユーロ圏:2022年に8-10%、2024-2025年は2%台に低下
  • 日本:2023-2025年は2-3%台で推移(30年ぶりの高水準)
  • タイ:2025年は一時的にデフレ(マイナス0.5%前後)

注:累積物価上昇率は、各国統計機関のCPIデータおよびIMF World Economic Outlookデータを基に概算したものです

ちょっとだけ添乗員の愚痴

昔を知らなければ、全然問題ないのに… でも昔を知ってるからこそ今インバウンドの人の気持ちがよく分かります。

何もを見ても安い!買い物するなら日本!

昔、海外で買い物する時「安い!安い!」と言っていましたが、反対の身の上になって分かりますね。反省。

そして食事代見合いの金額が、30年以上変わりません!

アメリカでの実質負担増は2.6倍と出てるのに、私たちの食事代は据え置き‥

会社からは「からだが資本」と言われながら、食べ物は与えられない。

バーガーキングのMEALが規定額内で食べることができない。体が資本なのに…

まともな食事の量が取れない サンドイッチ+ジュースで規定額超えるかもしれない。

身体が資本だからね…

終わりに

コロナ前にハワイとか海外旅行に行ってた会社さんに見積もり頼まれたら、

営業マン
営業マン

だいたい2倍です。コロナ前の!

って言いたいね。

お得情報ならちょっとだけあります。

それでも添乗員の仕事をしてると海外旅行は増えてきているという実感はあります。(もちろんコロナ前ほどではない)

とりあえず添乗員にできることは情報収集!お値打ち情報はもちろんですが、

  • 物価高になる要因
  • どんどん増えていく有料施設(ローマのトレビの泉とかパリのルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿が、2026年1月14日より二重価格を導入するとか)の把握
  • 観光税や宿泊税がバカにならない金額になってる事
  • アメリカの卵はすごく高いこと
  • ヨーロッパの団体旅行への規制

なんで「こんなに高いのか?」と端的に説明できるようにはしておきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました