よもやま話

ケチ…かもね

よもやま話

ヨーロッパの中でケチなお国柄で代表的なのが、オランダ。

ダッチアカウント、ダッチワイフ、ケチにまつわるジョークには事欠きません。

日本人も負けていません。

『ケチ』


ラスベガスのカジノで日本人が遊ぶお金を平均すると、5000円とかいう説がある。

当然、国別のランクを付ければだいぶ下位にきます。

なんでこんなに平均金額が低いかと言えば、全く遊ばない人もいるから。

ラスベガスのホテル宿泊料金は、他の都市の同等クラスホテルに比べて比較的安く設定されています。なぜなら、カジノで遊んでほしいから。

ラスベガスのホテルのお部屋には冷蔵庫などありません。飲み物欲しい人はカジノへ行けばいいから。ただで飲める(チップがいる)。なぜならカジノで遊んでほしいから。

ラスベガスのホテルのお部屋のテレビもKINOとかビンゴあと最低限の番組ぐらいしか映らない。街中の無料・有料エンターテイメントが充実してる。なぜならカジノで遊んでほしいから。

すべて、カジノで遊んでくれるように仕組まれているにも関わらず、遊んでいかない人もいる。当然日本からの観光客へのサービスは後回しになります。

これは、かけ事に対する意識の違いなので、頑張ってカジノで遊んでくださいと言ってどうにかなるものではないので、しょうがない。

ラスベガスの特性を説明して、ホテルサービスなどを期待させないようにしておきましょう。

日本人はもはや ”来てほしいお客さん” ではなくなってきています。


TIPを払わない人達、としても私たちは有名です。習慣がないから仕方ないじゃないかという声が聞こえてきそうですが、払ったとしてもその金額が少ない。荷物運んでもらったら$1~ってよく書いてあるけど、この場合$1を払うよね。レストランのTIP 15~20%って書いてあったら15%で払う人がほとんどです。

いつも最低限…

残念です。

こんな結果もあります。『人助けランキング、日本は最下位』

同じ調査結果の中には、寄付指数ランキングというのもあります。お金(寄付金)だけで言うと日本は67位。

寄付金、人助け、ボランティアする時間の総合ランキングで日本は107位。先進国の中で断トツの最下位です。

最近日本のテレビ番組で、気持ち悪いほど日本を持ち上げていたりしますが、そんなに良い国だとは思われていません。

添乗員
添乗員

貧乏旅行などで世界中を旅してる人達は、たくさんいます。きっとたくさんの良い経験をしてくることでしょう。

しかし『お金ありません』アピールをしていい場所としてはいけない場所があることを知ってほしいのです。

貧しい国や地域などで、お金ありません!は通じません。

「どうやってここまで来たの?」「旅費はどうしたの?」

どうか自分の置かれている立場を客観的に見ることを忘れないでください。


名古屋の人はケチだという説が、まことしやかに流れている。海外のガイドさん達の中で。

理由は、お土産を全然買わないから。

でも、名古屋人である私!ここは反論したい。名古屋の人はケチでなく節約家

必要のないところにお金を使わないけど、必要があるところにはドカンと使います。

だからお土産屋さんなんかでも、これはお買い得!と思った商品に関してはものすごい勢いで買う。だから決してケチではない!と強く言いたい。でも三河の人はケチかもしれないけど。


日本はまだまだ物価が高く、外国(特にアジア)は安いと信じている人がまだ少なからずいます。

ビッグマック指数を見てみましょう。

世界のネタ帳から

1位はスイス、2位ノルウェー、3位アメリカと続きますが、日本は56ヵ国中26位。

ちょうど真ん中くらいです。同じアジアの国の中でもシンガポール、タイ、韓国より順位が下です。

そうなんです。居住とか電気代とか総合すると、物価の高い都市では上位に入りますが、旅行者としてお買い物するぐらいで言えば、そんなに高い国ではありません。

昔の日本の幻影に惑わされることなく、今をしっかり見つめましょう。


値切る、というのも旅行中のお買い物の楽しみの一つかもしれません。

日本では、あまり値切るということをしないので値切り文化のある国に行くと、楽しくてつい『ディスカウント、プリーズ』と言ってしまうかもしれません。

しかし、値切りにもマナーがあります。

  • しっかりと値切り交渉をした後なら、ちゃんと買いましょう。
    • 買う気がないなら、交渉のキャッチボールをしないこと。相場が知りたいなら、「これいくら?」「●●円」だけの会話を、数件聞けば分かるはずです。
  • 安いものは値切らない
    • 百円ぐらいの物一つ買うのに「安くしてください」はちょっと恥ずかしいです。10個くらい買うなら1個おまけを聞いてもいいかもしれません。

添乗員が、交渉のお手伝いを頼まれる場面もあると思いますが、やはり事前に買う意思があるのかないのかお客さんに確認してから交渉のお手伝いをした方がいいと思います。

また、この金額で!と決めたならその後になって(実際お金払う段階になってから)ぐちぐち言わないこと。


冒頭でオランダ人がケチという話をしましたが(でも寄付指数では世界8位!)、スコットランド人のケチさもとても有名です。

● スコットランドの監獄が張り紙を出した
  「明日より囚人から食事代をとることにした」
  以降、スコットランドの犯罪はほとんどなくなった

● ゴルフはスコットランドで誕生したはずがない
だって、スコットランド人がボールをなくすようなゲームを始めるわけがない

引用元:スコットランド人はケチ

日本人のエスニックジョークは、まじめ・会社人間・時間に正確、というものが多いですが、ここにケチという言葉が追加されないようにしたいですね。

今日の曲はこれです。

以上。

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