ヨーロッパで、その土地の人向けのその土地の人がやっている日本食屋さんに行くとたまに
前菜→みそ汁→野菜の煮つけ等→天ぷら等→ご飯と香の物→デザート
の順にでてきてびっくりすることがある。
これは3年前にぐらい行ったロシアの日本食レストランでの一コマです。
そういえば南アフリカのカフェでお寿司があると喜んで注文した時もみそ汁だけ先に来たことがありました。
かの国の人たちは、どうやってもスープを先に飲まないと気が済まないようです。
食卓に全部の料理を一斉に乗せるアジア圏の作法と大きく違います。
今回は、スープに焦点を当ててのお話。
厳禁:ふぅふぅとズズッ
これはもう言わずもがな、ですね。ヨーロッパに行った時の食事のマナーです。
私は基本的にフォークやナイフの作法を間違えても別に迷惑をかけてないわけだし、ツアーでは日本人同士のグループで食べてるので日本のマナーを守っていればいいんじゃないかな、と思っています。
でも、この「ふぅふぅ」と「ズズズ」、音をたてることは別です。周りに迷惑をかけます。
ふぅふぅなんて音はしないのでは?と思うかもしれませんが、空気が漏れる音は意外とよく通ります。
(参考: プスプスの話)
でもまぁ、熱々の料理が出てくることは滅多にないのでこれは問題ないかもしれません。
(参考: ちんちこちんの話)
なので、スパゲッティやスープを食べる時、鼻をすする時は要注意です。
料理の味を混ぜない
普段から家でも一品ずつ食べるのが流儀です。
おいしい料理が出てきた時に「ごはんくださーい!」と言いたくなるのは米食文化の人たちだけだと思います。
ステーキ屋さんの肉がすごーく美味しくても米は一緒にでてきません。(ハワイの田中オブ東京なら一緒に食べれます。)
前菜のキャビアがすごーくおいしくても白米は出てきません。
このブイアベース最高だね、ご飯を浸して食べたい、と思ってもありません。
だからあちらの流儀を受け入れましょう。
日本では「ばっかり食べ」という言葉かあるらしい。
料理の味を一品で完成させるか、一緒に食べるものとして完成させるのか、大きな問題です。
スープとメインは別々に
という事で、どうやってもスープ → メインと食べなくてはいけないという事が分かりました。
なぜここに疑問を持ったかというと
- ターフェルシュピッツ
- ブイヤベース
と言った料理が、せっかくいろいろな具材が煮込まれて美味しくなっているのに、最初にスープだけ、あとから具をメインとして食べる、というお作法だからです。
一緒に食べやいいがやぁ…と思っても仕方ありません。そういうものです。
プラフッタのターフェルシュピッツが食べたい。いかん、どうしても食べたくなってきた。
と思って公式HPを見たらレシピが載ってる!
最近はスーパーでも大きい塊肉売ってるからね、コレは今度の休みにでも作るしかない!
でも絶対スープとお肉をご飯のお供に一緒くたにして私は食べることでしょう。
いろいろなスープ
基本的に汁物が好きです。世界の3大スープと言えば
- ブイアベース
- トムヤンクン
- ふかひれスープ
クノールの世界のスープ紹介ページ
ボルシチもクラムチャウダーもガスパチョも全て食べたいです、今。本場で食べたい。
言われてみると、味のバランスが整えられているね。スープ一品で完成している。
だから外国でスープを食べるとそれだけで満足してしまうのか。納得。
この世で一番好きなスープは、フランス名物「オニオングラタンスープ」です。
でもフランスでは、塩辛くてなかなか好みの味にあたらない。
私のお口に合うのはやっぱり「あさくま」です。
小さい頃から慣れ親しんだ味ですから、こればっかりはしょうがない。
今日の歌は、矢野顕子「クリームシチュー」この曲YouTubeにでていないので、期間限定って書いてあったけどこの公式動画で見てください。
あったかい クリームシチューを食べよう~♪
以上。
コメント