食べ物の話は大事です。
最近、日本酒を勉強しています。
もちろん仕事が絡んでいます。(お酒は好きですから、特に問題はありません。)
なんでもそうですが、知ろうとすると奥の深さにびっくりします。
とりあえずマリア―ジュを試してみようと思い、漬物、チーズ、ナッツ、野菜、揚げ物など適当に選んで食べてみました。
第1位 塩 だね。私ごときが導き出す答えはそんなもんです。
で、飲みながら「そういえば、いろんな国で”食い合わせ”って言われたなぁ」なんて思い出しました。
という事で、今日のお題は「食い合わせ」
観光客向け?
スイスに行けば、一度は必ず食べるであろうチーズフォンデュ。
チーズフォンデュは、チーズが大量にしかも温めれれているので、冷たい飲み物とは合わない、ましてやごくごく大量に飲むビールだと胃の中でチーズが固まってしまいお腹がたくなるので気を付けよう、とも習います。
だから、添乗員になれば必ず教えられます、「チーズフォンデュにはファンダンワイン」
白ワインだって冷たい飲み物じゃんと思うかもしれないですが、フォンデュ自体が白ワインでチーズを溶かしてるから問題ないんだろうね。
でも昔、それにならってファンダンワインを一緒に提案してお出ししたら
「こんな観光客向けの安いワインだしやがって」と怒らたことがあります。
今更ですが、声を大にして言いたい!
ファンダンワインは美味しいワインだし、スイスワインは安くてうまい。
日本ではなかなか飲めないんだよ~‼
私は、観光も食事も定番は侮れないと常々思っています。
確かに「名物に旨い物なし」とも言いますが、そんなことはない!
それにフォンデュは、熱々の料理を食べることが少ないヨーロッパではふぅふぅしながら食べれる数少ない料理。
いろいろなフォンデュを試してほしいです。
悪い食い合わせいろいろ Bad combination
日本でも食い合わせを注意されたりするけど、もちろん外国にもあります。
添乗員の仕事をしていてよく聞くのはこれくらいかな?
1のカプチーノは、油をよく使うイタリア料理と牛乳が合わないからです。
そもそもカプチーノは朝や昼の飲み物で夜はあまり飲まないイメージですよね。
2は日本ではとても好まれる組み合わせですが、イタリア人は避ける。名古屋人も保守的ですがイタリア人もとても保守的(特に食にかけては)ですから、魚+チーズは良くないと信じています。
3 ドリアンは、癖の強い強烈な味も我慢して3口食べれば病みつきになるという果物の王様です。(ちなみに女王はマンゴスチン)
私はバナナが嫌いなのですが、ドリアンは熟れ具合によってかろうじて食べれます。(ちょっとバナナに似た感じあるよね?ドリアンって。)
せっかくシンガポールやタイに行ったら一度はドリアンを!と行き込んでくるかもしれませんが、ビールを合わせる、こればっかりは注意です。お腹が爆発するかもしれません。
4の紅茶とショウガは、チャイの時によく使ってそうですが、基本は使いません。
ショウガは牛乳との相性があまりよくないようで、最初作ったときは、「なんだ、コレ?」という味になってしまいました。
その後、インターネットなどで調べた結果、初めに紅茶を煮出すときにショウガを入れてぐつぐつ煮出す。そうするとショウガのなんかの成分が抜けて、その後牛乳を入れても大丈夫だという事を学びました。
5と6 エビ蟹などの甲殻類が大好きです。秋の上海蟹のうまさはたまりません。
日本でもカニの甲羅に日本酒注いで飲みますが、あちらはカニの甲羅に紹興酒ですね~
なんでもカニは体を冷やすので、ビールや柿などの同じく体を冷やすものは一緒に食さないそうです。
その代わりではないですが、ショウガ(体を温める)を入れたお酢を付けながら食べるのが良いそうです。
定番の組み合わせ Good combination
枝豆にビールというような最高の食べ合わせと言われるようなものも世界中にあります。例えば、
- 牡蠣にシャブリ
- ゆで卵の白身にイクラ
- キャビアにウォッカ
- フカヒレともやし
- 鴨に果実のソース
- 魯肉飯(ルーローファン)と魚丸湯(ユーワンタン)
こういうものは上げだしたらキリがない。食べたくなる。まだ外国いけない。家で食べすぎる。太る。
とはいえ、定番が本当にいいものかどうかは、いつか自分の舌で試してください。
牡蠣にシャブリに関してはLEONに面白い記事が載っていたので紹介しておきましょう。
次回は牡蠣と日本酒で楽しんでみたいともいます。
今年は毎年恒例の浦村の牡蠣食べ放題にもいかなかったなぁ。来年こそっ!
コメント
(「第1位 塩 だね。)
嬉しいコメントです。
私が海外旅行に出て必ず買う物、それは「塩」です。
チョット変わっているかも知れませんね。
しかし、あらゆる食材の中で一番奥が深い。
特に岩塩は現地によって全く違う。そこも魅力です。
ただ、塩って重いので帰りの荷物が大変です(>_<)
そうだった。塩も奥深いもののひとつだった。
その昔、パキスタンでピンクの岩塩が手のひらサイズ一塊で5円くらいで売ってたのに衝撃を覚えたことも思い出しました。
そして貧乏性の私はパキスタンからその塩をいっぱい持って帰った思い出が… はい、重かったです。