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添乗員の仕事

海外添乗員の仕事 モーニングコール Wake up call もういらない?

添乗員の仕事

国内旅行だとモーニングコールをかけなくていいので楽ちん。

でも修学旅行だと朝の放送をかけなくてはいけなかったような‥

たかがモーニングコール、されどモーニングコール。

けっこう面倒くさいのです。

(前の記事: チェックイン / チェックアウト

モーニングコールの種類

モーニングコールと言ってもいろいろなタイプがあります。

  1. 電話が鳴る(機械がしゃべる)
  2. 電話が鳴る(オペレーターが話す)
  3. 電話が鳴る(添乗員が無言電話する)
  4. TVが突然つく。
  5. ノック(電話がない)

電話の場合、さらにセカンドコールはいる?(二度寝防止)と聞かれるときがありますが、いらないと答えます。

ツアーのモーニングコールは、お客さんを起こすためというよりは「起きてるよね?」の確認の意味の方が強いかもしれません。

添乗員
添乗員

よくある話。

モーニングコールが鳴る前にお客さんから電話があって聞かれること。

PAX:「モーニングコールは何時だった?」

TC:「1時間後です…」

同じ時間に

募集物のツアーなら、全員同じ時間で添乗員が時間を決めてかけてしまいます。

ゆっくりの出発なら出発の2時間前、早い出発なら1時間半前、朝食も食べれないような早朝出発なら45分前くらい。(その時によりますが)

添乗員
添乗員

たまに、早めにかけてほしいというRQをいただきますが、

これもあまり問題ない。

でも、チャートものならそうはいかない。

特にVIP系の神経使うツアーだと各部屋ごとに聞いたりもします。

添乗員
添乗員

いらないよ、って言われたらラッキー!

問題は、一斉にセットしておいたのに「いらない」と言われた時。

「この部屋とこの部屋はキャンセルね。」とお願いしてもなかなかうまく行かない。

翌朝、モーニングコールが鳴るかどうかは自分お部屋にもセットしてあるから待てばよい。

もしかからなければ、自分で掛ければ事なきを得る。

でも、ならないように頼んであるから自分では確認のしようがない。

ドキドキしながら、聞いてみる。

「モーニングコール止まってましたか?」

もし答えがNO!なら謝るしかないね。

お客さんがかけてほしくないという理由は二つ

  • 電話がかかってきたらとらなきゃいけないので部屋にいないといけないと思っている(別にいなくてもいいんだけど、真面目なんだね。シャワー中にかかってきても嫌だしね)
  • 自分のタイミングで起きたい。

理由はともあれ、掛けないでほしいと言われたら掛けないようにしなくてはいけない。

それが難しい。

リゾート地

終日フリーならゆっくり過ごしてもらいたいものですが、せっかくの旅行ですからオプションツアーにも出掛けたい。

だから添乗員は、オプションツアー毎にモーニングコールの時間を設定してそのツアーに参加する方の部屋をピックアップして階数ごと数字の順番を並べてwake up call listを作るのです。

大型の団体になればなるほど、ものすごく大変。

しかも前日の●時までにオペレーターにリクエストしなくてはいけない、とか決まってたりする。

ただでさえ忙しいチェックイン当日。

15:00~鍵渡しでバタバタなのに、16:00までにRQなんて言われたら…

むちゃくちゃ焦りながら作成していました。

添乗員
添乗員

そんなに頑張ってモーニングコール掛けても

時差があって、前夜に飲んで盛り上がったりすると

いくら鳴ってたって起きやしません。

もし、オプショナルツアーに遅れた理由が寝坊なら

申し訳ないけど、取消料100%です。

お客さんには、「モーニングコールは、ならないかもしれないから信用しないで!」とか言いながらも必死こいて頑張っていたのです。


でも、最近はもうこちらからは掛けません。

なぜなら、とーっても簡単に目覚ましをセットできるスマホが登場したから。

時差の計算もしなくて大丈夫。

さらに自分で好きな時間にセットすればいい。

ただし自分用には掛けるけどね、オペレーターに電話して。

添乗員
添乗員

ちなみに私は、目覚ましと携帯電話とオペレーターと3つ掛けます。

あと、最近は時差を間違えるといけないのでタイマーも使ったりします。

出発日の朝だけ念のためにかけたりはしますね。

みなさん同じ時間で!

どうしても起きない人

慰安旅行だとよくいます。

だいたい若い子で前夜に飲まされたんでしょうね。(もしくは調子に乗ってたくさん飲んだ)

電話をかけてもノックをしても起きてこない。

もちろん中日であれば問題なく気の済むまで寝ててもらえばいいんだけど、出発日だとそういうわけにもいきません。

そんな時は、ホテルに頼んで鍵を開けてもらいます。

もちろん、普通に頼んだら開けてなんかくれません。だから

「もしかしたら死んでるかもしれない!責任はコチラが持つので開けてほしい」と交渉します。

責任を持つので、その会社の方にも同意をとらなくてはいけません。

だいたいの場合、とても気持ちよさそうにスヤスヤ眠っていらっしゃいます。

そんな時もその会社の上司の出番です。思いっきり起こしてあげましょう。

そして10分で身支度荷造りを済まして降りてきてもらいましょう。

考える暇を与えてはいけません。

ただでさえ遅れてるのだから、遅れは最小限に留めましょう。


今日の歌は、キョンキョンで

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