機内食の思い出 ヨーロッパのツアーに行ってきました。毎度のことですが、飛行時間が長い… 今セントレアからは長距離便がありませんので、東京方面の乗り継ぎで行くことがほとんどです。さらにヨーロッパで乗り継いで目的地に着くころには24時間経ってる事が普通です。

飛行時間中は、お給料が出ないとお客さんに話したらびっくりされた
今回も長い長いフライト中、ふと「いろんな機内食あったな」と感傷に浸りました。
そんな機内食の思い出をつづっていきたいと思います。
と、その前に…
意外と調べるのが面倒な機内食。
フライト情報を一生懸命調べてもどこにも載ってないこともあります。(とくにヨーロッパ内の便とか)
でもこれ、かなり重要な情報で絶対にお客さんに聞かれる。

次の飛行機、機内食でるの?
募集ツアーで過去レポートとかがある場合は、そこに書いてあるのでありがたい。
でもオーガナイザーものでレポートとかない場合は、自分で調べるしかありません。
例えば、Air franceで調べて見ましょう。
お食事は前菜、温かいお料理2品から1品、パンとチーズ、デザートからお選びいただけます。 食後は、コーヒー、紅茶、食後酒をお楽しみいただけます。
飛行時間と時間に準じて、軽食や朝食(長距離路線のフライトでは温かい料理)もご用意しています。
Air Franceのホームページより引用 エコノミー長距離便
こんな感じ。1回なの?2回なの?書いてない。
ま、でも経験上日本からのフライトなら出発して1時間半ぐらいで1回目のごはん。到着前2時間で2回目のごはん、とわかるのですが、乗継便はもっとふわっとしています。
短距離路線のフライトでは、一日を通じてビスケットを提供しています。
中距離路線のフライトでは、朝食時には2時間30分未満のフライトではビスケット、2時間30分以上のフライトではフレッシュサンドイッチを提供しています。
それ以外の時間帯では、フレッシュサンドイッチをお楽しみいただけます(2時間30分以上のフライトではビスケットも一緒に提供されます)。Air Franceのホームページより引用 エコノミー中短距離便
ちなみに飛行機でいうところの長中短距離というのは、以下の通りとなっているようです。
ヨーロッパ系の短いフライトはスナックだと思ってた方がいいね。サンドイッチが出たらラッキー。
最近は、共同運航とかが多いから事前に調べてもその通りにならないことが多いです。時間帯によって出るものが違ったりもするしね。
アジア系の飛行機の方が、単純。基本1フライト1ミール。(長距離便除く)中東便もこれに近いね。
アメリカ系の短い便は、ヨーロッパに近いかな?
ちなみにデルタ航空で成田-ニューヨークで調べると、きちんと機内食の情報も出てきます。

2時間弱のフライトでも軽食が出てきますね。

ま、小さな袋入りのプリッツェルみたいなもんだけどね…
結局機内食出るかでないかは、
飛行機乗る前に係員に聞くのが一番間違いない!
機内食の思い出
機内食に対してはいつもは文句ばっかり言っていますが、とはいえ楽しんでいることも事実。
そんな思い出をつらつらと書いていこうと思います。
※思い出なので今はないサービスが多いです。あしからず。
JAL 冷やし中華
何年前になるか分かりませんが、名古屋ーホノルルのJAL便の帰りの機内食が「冷やし中華」だったんです。
ハワイツアーが終わって機内で食べる冷やし中華は、ちょっと嬉しい。
ところが、プレートの上のどこを探してもマヨネーズがない… あれ?忘れちゃってるのかな、と思ってCAさんに聞きました。

すみません、マヨネーズがないんですけど…

マヨネーズはありません!
その頃はまだ若く、冷やし中華にマヨネーズを付けるのは名古屋近郊の文化だと知らなかったんですね。
その後は自分でマヨネーズを持ち込むことで、さらに楽しむことができました。
ルフトハンザ Bailey’s
なにもLHに限ったことではないんですが、私が知ったのがLHだったのでここではLHの思い出として。
わたくし、お酒は好きな方でなんでも飲んでいたのですが甘いものがちょっと苦手。
なので甘い酒に興味がなかったんですね。
ところが、飛行機の中ではちゃんと食前酒→食事中のお酒→食後酒で出てくるわけですよ。
そこで知った”Bailey’s” 美味しかったなぁ… ちょっと甘くてコーヒー風味がしてクリーミーで…
食後にちびちび飲むのが最高でした。
マレーシア航空 テ・タレ
これも昔はセントレアからマレーシア航空(MH)飛んでたんだよね。そしてマレーシアへ行くツアーも多かった。
名古屋からはペナン経由KL行きだったので操縦席に見学に行ったこともありました。(いい時代)
そしてこれまた食後ですが、コーヒー紅茶の時間になるとCAさんにお願いします。

テ・タレください!

CAさんが↑の写真のようにドボドボカップに注いでくれたんですよね。(さすがにこんなに高い位置からじゃないけど)
今もあるのかな、このサービス。名古屋からMHがいなくなって久しいから…

そういえば、アリタリア航空に乗った時の復路、お客さんがCAさんにお願いしました。
「エスプレッソください」
イタリア旅行中に飲んだのがとっても美味しかったんでしょうね。
でも飛行機にエスプレッソマシーンはありません… (今ならあるのかな?)
エアカナダ カナディアン航空 クラマトジュース
その昔、名古屋からはカナディアン航空が飛んでたんですね。
機内食のスナックが”人参”だったことも衝撃だったけど、あさりをジュースにして飲むなんて考えもしなかったのでかなり衝撃が強かった。

そしてトマトジュース好きな私は、クラマトジュースもすぐに好きなりブラッディ・マリーを楽しむのでした。
アシアナ航空 ビビンバ
私はアシアナ航空のビビンバが機内食の最高峰だと思っている。(大韓航空に乗った時ももちろんビビンバを選ぶ)
ご飯と具とコチュジャンが別々に出てきて自分で混ぜる。付け合わせはわかめスープ(インスタントにお湯をもらう)
この機内食に初めてであった時、「なぜ日系の航空会社で味噌汁が付けられないんだ?」と激しく憤ったことを覚えている。(味噌汁登場まではかなりの時間を要した)
そしてご飯もパックに入った(佐藤のごはんのイメージ)美味しいごはんで、「なぜ日系の航空機でこれができないんだ?」とさらに憤ったものでした。
コチュジャンは、できればもう1本もらって堪能するね。
でもビビンバは確か名古屋-ソウルみたいな1時間半くらいのフライトでは出てこない。長距離に乗らないとね。

大韓航空の写真しか見つけられなかった… (WIKIMEDIA)
デルタ航空 スペシャルミール
デルタ航空で今でも不思議と覚えてるのが、オレンジジュースご飯。
HALALミールだったかベジーミールだったかをRQしたところ、あったかいごはんにつぶつぶオレンジジュースがかかったようなものが出てきました。
なんだこれ?と思って食べたけど、ご飯にオレンジジュースがかかった味だった。美味しくない…
メキシコでチキンのチョコレートソースがけを食べたことがあったので、たぶんその類?
私には合わないね。でも忘れられない…
ニュージーランド航空 チーズ
チーズが出てくる航空会社は多いですが、NZもまた然り。
私はチーズが大好きなのでとてもウェルカムなのですが、その昔NZのチーズはゴーダチーズだったんですね。
あの蝋?で覆われた(調べたらワックスって書いてあった)ゴーダかチェダーだったんだと思う。
それをそのまま食べちゃうお客さんを発見!

それ、食べちゃダメ!
調べて見たら食用の蝋を使ってるので少しぐらい間違って食べちゃっても体には影響ないとのこと。一安心。
でも知らない食べ物に遭遇したら、そうなっちゃうよね。
そういえばNZでは、バターもおいしかったような思い出が…
日系航空会社 そば
なぜそばを出し続けるんだろう?機内食のそばはあんなにまずいのに。
だれの好みなんだろう?全く解せない。
美味しいならともかく、伸び放題伸びたそばに海苔と効かないわさび乗せて、めんつゆかけるだけの。
あれを美味しいと思ってる人いるのかな?
そばアレルギーの人もいるのに、止めてしまえばいいのに、生き残ってるよね、そば。意味わからない。
理想の機内食
ということで、じゃお前はどんな機内食だったら満足するんだ?と言われそうなので私の理想。
日本への帰国便でお願いします。

大満足!
全部既製品だけど…
番外編 中華系航空会社 カップヌードル
最後は、機内食ではありません。
機内食を美味しくない、と思っている人は全世界同じなんですね。
とくにアジア人は食へのこだわりが強いからね(私もその一人)
中国系の航空会社に乗ると、乗客はほとんど全員カップヌードルを自前で持って搭乗します。
機内でお湯もらって満喫しています。
最近は、私も習ってカップヌードルを持ち込みます。いつもミニどん兵衛です。
先日もお湯をもらいに行ったらCAさんたちから、「これ美味しいですよね~」と羨望のまなざしが(そんなわけないが私にはそう感じる)
やはり好きなものを食べるに限るね。以下、私の定番持ち込みごはん。
機内食を選ぶ時、ショートパスタがある時はそれを選ぶことが多い。ハズレが少ないように感じるから。
つらつらと書いてきましたが、機内食の思い出と言いながら美味しいと書いた機内食がビビンバだけ。
思い出せないんだからしょうがない。
機内食じゃないけど、私はタイ航空のボールペンの色が好き。今はお土産にもらえないね、簡単には。
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