「今日、傘いる?」
これはいつもお客さんから聞かれる言葉。
「ハイ、念のため持ってきてください。」
と答えつつ自分は持ってなかったりして…
小さなことだけど大事な事。「傘」
持ち込み荷物
傘は、スーツケースの中に入れて受託荷物にしなくてはいけませんか?
金属入ってるし、X線で捕まらないか、心配になる人も多いよう。
基本的には持ち込みOKです。国内線国際線ともに。(JALやANAのWEBページを見てください。)
ただし、折りたたみでない長い傘にはいくつかの制限があります。
長さや先端のとがり具合など。特定の国や都市ではNGの場合もあり。折り畳みが無難。
だから現地についてすぐ傘がいる場合なんかは、手荷物にしておいた方が楽かも。
(私はスーツケースがソフトタイプ。外にポケットがついているのでそこに傘を入れておいて空港出る時にさっと取り出します。ハードの場合は開け閉めが簡単でないからこれから買うなら外側にポケットがついているのが便利じゃないかな)
(名古屋発のヨーロッパの飛行機を使った)ヨーロッパツアーの場合、現地到着は夜。
ほとんどの場合、空港からそのままバスに乗り込みホテルへチェックインするだけなので、傘のご案内は必要ないと思う。(防寒具も然り。極寒地でない限り)
でもアジアの場合は、到着してから何か所か見学してから(または食事してから)ホテルへ、という場合が多いので傘はすぐ出せるようにしておいた方が無難でしょう。
空港のターンテーブルの横でスーツケースを開けて傘を取り出したりしている人がいますが、ダメです。
税関を越えるまでは、制限区域内。チェックイン荷物を開けてはいけない場所です。
免税品や、たばこを隠すために開けたと思われないためにも税関内で荷物の出し入れをするのはやめましょう。
日傘をさすのは日本人だけ?
海外へ行って日傘をさしていると、浮いてますよね、だれもさしてないから。
人と違うことをする事を嫌う日本人ですが、この辺りは頑なに日傘さしてます。
昔、美容部員のお客さんがいたので「お肌に良い事教えてください」って言ったら、「日傘もささないような人には何を言っても無駄です!」と言われた記憶が…
とっても参考になる記事を見つけたので紹介します。
傘の歴史、語源、雨具のメーカーのバーバリーの話まで書いてあります。
マッキントッシュも防水布を使っていたんだね。
だから、夏にみんなが日傘をさしてる日本に来て外国人が驚いた、なんて話もありますが、意外にも、傘の歴史は日傘が最初だったんですね。
傘がいっぱいで驚いた外国人もお土産には結構傘を買っていきます。
お土産人気商品ですよ。
ヨーロッパの人は、冬の日照時間がすごく短いので、夏の太陽をとても重宝がります。
太陽を浴びたくてしょうがないんですね。
だからレストランで多少寒くてもテラス席に座りたがるし、用がなくても公園でゆっくり太陽を浴びて過ごしてます。
太陽のない長い冬を過ごしていると鬱になりやすいので、ビタミンDを多く摂取するようにアドバイスを受けますね。日本人は煮干しを食べてるね。
自信をもって日傘をさしましょう。
濡れたくない
欧米では雨が降っても傘をささない人が多いですね。
理由は、
- 一日中降り続かない
- 多少濡れてもすぐ乾く(乾燥してるから)
- 傘に立たない(風が強かったり霧雨みたいだったり)
なので、カッパの方やフード付きのヤッケやコートの方が多いかもしれません。
アンクルトムのイラストでは必ず傘を持ってるのにね。
でも、日本人はちょっとでも濡れたくない!
多少不便でも(両手がふさがる)、荷物が増えても、パラパラの雨でも傘をさす。
ま、でも日本ではそういう文化なんだし、雨に濡れているの可哀そうに見えてしまうし、どこでも日傘だってさしてるんだから雨傘も自信をもってさせばいいと思う。
ただし、カッパの方が便利な事もあるよ。
- ハイキングの時(当たり前か)
- 台湾の九フンへ行く時
- スリの被害に遭いにくい事
- 寒い時は防寒具にもなる事
傘は必需品ですが、忘れても大丈夫な傘を持ってきましょう。
今日の歌は、もちろんこれ! 井上陽水「傘がない」
♪問題は、今日の雨 傘がない~♪
以上。
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