ツアーデスクで聞かれること ハワイやビーチリゾート、アジア 添乗 ツアーデスクを設置
ツアーデスクで聞かれること ハワイやアジアの添乗では、ツアーに一緒に回るのではなくその団体専用のツアーデスクを設置して旅行をサポートすることがよくあります。
そこで今回は、「ツアーデスクで聞かれること」をまとめてみました。
今はデジタルの時代。ネット検索すれば大体のことは、出てきます。
ネットで調べれば何でも出てくるのに
ツアーデスクを設置する必要あるの？
そう思われがちですが、まだまだ需要はありますよ！
ツアーデスク業務の基本についてはこちらから→ツアーデスク
- 会社の旅行は、個人の旅行ではないので下調べしてない人が多い
- 年齢層が幅広いのでネットに精通してない人もいる
- Wi-Fi接続やe-SIMの設定ができない
- 自分でやってみるけど、できなかった時や「これであってるのか」自信がないときに聞きに来る
- ネットの情報だけでは足りないので確認に来る
- なにかと相談したい人がいる
お客さんの中には、ものすごくその土地に精通している人もいるけど、そういう人はちゃんと情報を取りに来るし、聞けばいろいろ教えてくれる。
つまりツアーデスクはまだまだ必要なのです。
では、現地では実際どんなことを聞かれるのでしょう。
ランキング形式でまとめてみました。（私1人調べ）
ツアーデスクでよく聞かれること 第５位
このホテルの近くで簡単に食べれるところありますか？
この質問、とても多いです。
つまり美味しい所でも安くて人気のところでもなく、もう食べ物屋さん探すのも面倒くさいと思ってる人です。
しかも料理についての指定もない。
やはりホテル周辺の飲食店は、しっかり確認しておいた方がいいですね。
そして２～３軒は提案してあげましょう。
食事のカテゴリー、料金帯、人気のメニュー、込み合ってる時間などのご案内も。
添乗員も全部のメニュー食べるわけにはいかないから、そのお店を紹介したお客さんが帰ってきたらしっかり感想も聞きておきましょう。
ツアーデスクでよく聞かれること 第４位
両替できるところを教えて
まず質問をよく聞きましょう。
小さいお金に換えたいのか、日本円を現地通貨に換えたいのか。
小さいお金に換えたい（チップ用とかランドリー用）のなら、ホテルでも対応してくれます。（お金があれば）
現地通貨に換えたいのなら両替所をご案内することになります。
やっぱり現金なくなるんですよね。旅行中って。
ハワイならDFSの前の両替所をお勧めするんだけど11:00～16:00までしかやってない。
タイやシンガポール、ベトナム、インドネシアなどは両替所を案内することになりますが、ホテルの立地によっては両替所が近くにない場合もあるので、注意しましょう。
意外にも台湾にはいわゆる両替屋さんがありません。（お土産屋さんぐらい）
空港か街中の銀行や郵便局になるんですが、銀行はすごく時間がかかります。（冷房が効いてるからいいんだけどね）
韓国や香港だと、両替屋さんでレートが結構違うのでこの確認も必要です。
あと、悪徳な両替所に騙されないでという注意喚起もしましょう。
ツアーデスクでよく聞かれること 第３位
ホテルのWI-FIにつながらない
ホテルの無料Wi-Fiってなかなか厄介です。
部屋番号とファミリーネームを入れるタイプだと、お部屋の代表者の名前だけが登録されていることがあるので相部屋の方の名前と２回試してみないといけなかったり・・
家族で泊まってるから名前は同じだけど、ホテルがたぶん名前の登録間違えてて全然入れなかったり・・
パスワードがあるところの方が簡単ですね。それを入力するだけでいいから。
無料Wifiが心配だという人は、ちゃんとレンタルしてきて下さい。
ホテルだけじゃなく、自分でWifi借りてきたとかe-SIM買ってきたけど、繋がらないという相談。
簡単なものなら添乗員でも分かるんだけどね、「自分でやってできなかった」時は、添乗員でもなかなか難しい。
努力はします。
ツアーデスクでよく聞かれること 第２位
トイレどこですか？
これね。自分のお客さん以外からも必ず聞かれます。
ロビーにデスクを設置して座ってるんだから、仕方ないのかもしれませんが。
トイレだけでなく、ホテルの中の設備全般よく聞かれますね。
ジムは何階にあるのか、シンガポールのＭＢＳなら屋上への行き方とか、ハワイならこのツアーの集合場所はどこだ？とか・・
これはもうしょうがない。教えてあげますよ～、それくらいなら。
ツアーデスクでよく聞かれること 第１位
何したらいいですか？
これがやはり一番多い質問でしょう！
一つずつ推理するように希望を聞いていかなくてはなりません。
たまに私は、１日のプログラムを組んであげて「行ってきなさい」ともはや母のように送り出す時があります。
もちろんオプショナルツアーや観光箇所は説明するけど、そういうのに興味がないから聞いてくる人も多い。
ハワイのことはKAUKAUのサイトとかで勉強しておきましょう。
もし、お金をかけたくないというならば
多少お金がかかってもいいっていうなら
とにかく数打ちゃ当たる方式でどんどんと提案する。
それでもうまくハマらなかったら、「ここで私の代わりに番しとってください」とでも言いますか…
ランキング外
ケガや病気になったとき、忘れ物をしてしまったとき、トラブルに巻き込まれてしまったとき、お部屋の不具合などの相談はランキングには入れていませんが重要なお仕事です。
近くの病院や海外旅行保険のデスク、電話番号もしっかり確認しておきましょう。
あとできれば、海外旅行保険にはきちんと入っておきましょう。（カード付帯ではないもの）
あと、今どきだからかオンラインチェックインのやり方もよく聞かれます。
やっぱりツアーデスクは必要ですね！
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