大変なことになっています。
今日テレビを見ていたら、日本在住のウクライナ女性が「戦争」で覚えられるのは嫌。文化や習慣を知って興味を持ってほしい、と話していました。
私が台湾に住んでいた頃、ルームメイトはアメリカ人でした。
ちょうど911の後だったこともあって、イラクのニュースが多かったんですよね。
で、私のルームメイトはTheアメリカ人らしく尤もらしいことを言っていましたが、私が
「イラクってどこにあるか知ってるの?」と地図を指してみてと言ったら彼はイラクが世界地図のどこにあるのか分かりませんでした。
そんな人にとやかく言われたくないものです。
戦争は悲しいことだけど、自分のためにちょっとウクライナを勉強してみようと思います。
基本情報
外務省のページからお借りしています。
1 面積
60万3,700平方キロメートル(日本の約1.6倍)
とあるサイトでは、ヨーロッパで一番国土が広いと書いてありましたが、
調べたらフランスが64万㎡で一番。ウクライナは2番でした。
2 人口
4,159万人(クリミアを除く)(2021年:ウクライナ国家統計局)
日本の3分の1ですね。意外と多い
3 首都
キエフ
京都と姉妹都市なんですね。古都つながりかな
オデッサは横浜と姉妹都市らしい。港繋がりだね、きっと
4 民族
ウクライナ人(77.8%)、ロシア人(17.3%)、ベラルーシ人(0.6%)、モルドバ人、クリミア・タタール人、ユダヤ人等(2001年国勢調査)
これは難しい。ロシア人とウクライナ人の違いが分からない。
言語かな?喧嘩するぐらいだから大きく違うのでしょう。
5 言語
ウクライナ語(国家語)、その他ロシア語等
この言語の違いを紹介しているサイトを見つけました。
ウクライナの女性がウクライナ語とロシア語を話して
「ほら、こんなにも違うのよ」と言ってましたが、
英語とオランダ語ぐらいよく似ていると思いました。
6 宗教
ウクライナ正教及び東方カトリック教。その他、ローマ・カトリック教、イスラム教、ユダヤ教等。
結構多民族国家なんだね。オデッサはユダヤ人が多いらしい。
クリミア半島はタタール人の地域だから大きな違いか‥
(ここからはtravel to Ukraineのページから勉強)
通貨 チップ
hryvnia (UAH)フリヴニャという聞いたこともない通貨でした。2021年1月の為替はおおよそ
- 28 USD to 1 UAH
- 34 EUR to 1 UAH
- 39 GBP to 1 UAH
だという事です。両替所や銀行で両替はできるけどコインや破れた紙幣汚い紙幣は受取拒否されることも。クレジットカードは広く使えます。チップはおおむね10%。でもサービスが悪ければ自分で判断。チップを渡すときはできるだけ現金で渡しましょう。
ウクライナ料理
- ボルシチ これはロシアの名物だと思っていました。でも中日新聞にこんな記事が「ウクライナ「ボルシチ本家」 ユネスコ遺産申請、ロシアは不快感」 グルジアのワインは世界遺産に認められたのに…
- ヴァレーニキ(ウクライナの餃子)
- サーロ(豚の脂身の塩漬け)
- パン 小麦が有名だって連日テレビでも言ってますね。でも料理紹介の所でまさか「パン」と書いてあるとは思わなかったね。面白い。
コサックダンス
私が初めてロシアに行った時、一番興奮したのがコサックダンス。でもその時のガイドさんが説明してくれました。「これはウクライナの軍隊の踊り」だと。いまでもたまにYoutubeで見ちゃうもんね。あのダンスはすごい。いつか本場で見てみたい。
世界遺産
- キエフ-ペチェールスカヤ大修道院 1990、2005
- リヴィフ歴史地区 1998
- シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群2005
- カルパチア山脈とヨーロッパ地域の古代及び原生ブナ林 2007、2011、2017
- ブコヴィナ・ダルマティアの主教座施設 2011
- 古代都市「タウリカのヘルソネソス」とそのホーラ2013
- ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会2013
なんと7つもあるらしい… 一個も知らなかった。TBSの「世界遺産」でアーカイブが見れるらしいので今度見てみましょう。
あと、ウクライナの事実のコーナーでKyiv-Pechersk Lavra is one of the biggest Orthodox monasteries in the worldと書いてあるけどほんとかな?見てみないといけない10の正教会のリストには入ってないんだけど… ま、いっか。
ウクライナゆかりの有名人
いまの心情はいかばかりか… ミラジョボビッチとか滝沢カレンとか…
意外だったのが今でもよく歌ってる童謡「ドナドナ」の作曲者ショロム・セクンダはウクライナ系ユダヤ人でした。幼いころにアメリカに移民しているのでウクライナ代表ってわけではないようですが‥
いまは、いろいろな部署に派遣されていくので派遣先が変わるたびに
「ドナドナ」を歌っています。
昔のお相撲さんの大鵬もお父さんがウクライナ人だったのですね。今調べたらウクライナ出身のお相撲さんは一人いるようです。獅子を言う四股名なので応援しましょう。
ウクライナの世界一
これは先だってニュースを賑わしていましたね、世界一の大きさの飛行機。(1機しかなかったらしい)
An-225 Mriyaムリーヤの詳しい記事はコチラへ→WIKI 日本にも来たことがあるらしい。
1710 年4月5日にウクライナのコサック国家の元首となったピリプ・オルリク氏がウクライナの憲法を起草し、立法・行政・司法の三権分立が確保されました。その憲法は当時のユニックなもので、ウクライナの初の憲法となりました。また、世界の初の憲法の一つでした。
https://www.facebook.com/ukr.embassy.japan/posts/1632402833627868/
あと最後に紹介する世界一は「美人」10年位前かな、ウクライナのキエフが美人の多い街No.1に輝いたのは。(その時の記事を探そうとしたのだけど香港の会社だからかもう見れなくなっていました。)
ウクライナ美人の特徴をまとめたサイトがあったので貼っておきましょう。→CoCoSiA(ココシア)
ウクライナの事勉強してみましたが、知らない事ばかりでした。行った事もないしね。
でも、平和を望むためまずはその国に興味を持つことから始めたいと思います。
後記 (今日の中日春秋から)
半世紀ほど前の映画「ひまわり」は、第二次大戦で引き裂かれたイタリア人夫婦を描いた名作として知られる。ソ連の戦線に送られ、戦後も行方不明のままの夫。妻が捜しに行くと、夫は現地の女性と家庭を築いていた
▼捜索の途中、妻が広大なひまわり畑を訪れ、案内役にこう教わる場面がある。「ごらんなさい。ひまわりや、どの木の下にも麦畑にもイタリア兵やロシアの捕虜が埋まっています」
▼ロケ地はソ連時代のウクライナ南部ヘルソン州とされる。実際に先の大戦中、ウクライナでは多くの血が流れた
▼今はロシアが侵攻するヘルソン州のまちで、路上に立つロシア兵に地元の女性が「何しに来た」と食ってかかる動画が拡散した。女性はこんなことも言った。「ひまわりの種を持っていけ。あんたが死んだらそこに花が育つから」
▼英メディアも紹介し、喝采した人は多いようだ。ひまわりはウクライナの国の花で、種が原料の油は特産。本来は陽光を想起させる大輪が、戦争の残酷さを象徴しているのは悲しくもある
▼映画の夫婦は結局、それぞれの道を歩む。最後の別れの前、夫は戦地で死にかけ、女性に助けられたことなどを語る。妻は納得した表情など見せないが、沈黙の後に夫の顔を見つめて言う。「私も老けたでしょ。あなたも額のしわ」。引き裂かれ、心痛に耐えている人は今、どれほどいるのだろう。
https://www.chunichi.co.jp/article/430668?rct=syunju 中日新聞3月8日
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