よもやま話

ユーロ紙幣について

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ユーロ紙幣

ヨーロッパの街並みを見学しているときに、現地ガイドさんがよく「この建物はゴシック建築です。」とか「この教会はルネサンス様式で建築されました」という説明をします。
ふ~んと聞いていますが、歴史的に国境や文化が違うヨーロッパでは建築様式が物差しの役割を担います。

ヨーロッパの人は”ロマネスク様式”と聞けば『うちの国があんなことしてた時代の建物だな』と理解することができるのです。

でも私は建築の知識なんて全くないので、建築様式を聞いてもピンときません。
そんな時、ユーロ紙幣を見れば少なくとも順番ぐらいは分かります。


片面には、もう片面にはが描かれている紙幣の建築物は
すべて架空の建物です。
(ちなみに橋は国と国をつなぐ、門は国を開くという意味があります。)
5€から500€に向かって建築時代が新しくなっているのです。

5ユーロ    – 古典建築
10ユーロ  – ロマネスク建築
20ユーロ  – ゴシック建築
50ユーロ  – ルネサンス建築
100ユーロ   – バロック・ロココ建築
200ユーロ   – アール・ヌーヴォー
500ユーロ   – 現代建築

ユーロ紙幣に描かれているこの架空の建築物にはその様式の特徴がうまく描かれているので、ガイドの説明を聞かなくても建築様式をがわかるかもしれません。

問題は、200€紙幣や500€紙幣を見る機会はなかなかないことですね。

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