北欧国別情報

北欧 出発まで

北欧

北欧を時系列でとも思ったけど、バスで長い時間話すタイミングはノルウェーのベルゲン~オスロぐらいかな。
あとの場所は逆に話したいことも話せないぐらいの時間しかないかもしれないですね。なので北欧編は国ごとにまとめて書いておこうと思います。
でもその前に北欧全体について

■ 対客電話の時に話すこと

  • あいさつ・自己紹介・参加のお礼
  • 気候・服装
  • 両替
  • 質疑応答
  • 集合時間場所・パスポート

気候・服装 北欧のシーズンは夏しかないからといって夏の格好で良いわけじゃない。7月でも8月でも雪が降る。
ロシアでは「7月はまだ春8月はもう秋」というが、それと同じような気候。だからウィンドブレーカーとダウンジャケットは必ず持っていきましょう。マフラー・手袋・帽子・サングラスのセットも必要です。
当然昼間に太陽が出れば温かくもなりますが、朝晩はどっちみち寒いです。ストーブもしまわれてない。

両替 4ヵ国周遊だった場合、4種類のお金が必要!だったのですが、キャッシュレスがとっても進んでいる今、ユーロとクレジットカードがあれば3種類のクローネは必要ありません。クレジットカードの暗証番号だけ確実に覚えてきてください。
  Q: チップは?
  A: いりません。
  Q: 飲み物代バラバラで払えるの?
  A: 払えます。クレジットカードでも。
  Q: トイレチップは?
  A: クレジットカードで払えます。
どうしてもクローネのお金も見たい!海外のお金の集めるのが趣味!という人がいたら日本の空港で両替をすましておくようにご案内。到着した空港で両替所を案内する時間は取りません。

サウナ サウナがけっこうな確率でホテルにあります。もちろんフィンランドが本場ですが、みんな寒い国なのでどこの国にもあります。サウナが開いている時間にホテルにいるならぜひ案内してあげましょう。水着がいりますか?いりません。ただし混浴のところもありますので気を付けて。水着を着て行ってもいいです。オーロラ鑑賞のツアーなんかだとサウナ付きのお部屋になることもあるしね。ぜひおすすめください。


■ 添乗員が準備すること

  • チップ等の計算
  • 出発時に渡す書面作成
  • 配布地図のコピー
  • 荷造り
  • 資料整理
  • 報告書の準備

チップの計算 お客さんにはクローネはいらないといいましたが、添乗員には必要です。しかもいまだクローネで。なので出発空港で両替しておきましょう。でも日本の空港では細かい紙幣はくれないし、こないだ到着した最初のホテルはキャッシュフリーのホテルで現金は扱わない。しょうがないから隣のスーパーでユーロをくずしてチップのお金を作りました。運転手さんやガイドさんたちはユーロでもいいよ、と言ってくれますが会社の精算方が厳しくなているのでとっても大変です。結局自分の金を使わなくてはいけません。解せぬ。

北欧の注意事項  夏のバケーションシーズンは6月から8月半ば過ぎまで。ってかこの時が観光シーズン。
この時期は、ホテルの朝食の時間も短くなるし、働いている人もアルバイトが多くなる。
 そもそも北欧には人があまりいないので、いろいろなことが簡素化されている。飛行機のチェックインはキオスクチェックイン。ホテルで現金は取り扱わない。ビュッフェスタイルの食事が多い。(いっぱいのメニューが並んでいるわけでなく、普通のコース料理を自分で取りに行くスタイル)飲み物もカウンターに自分で買いに行く。精算もキャッシャーに自分で払いに行く。なんでも自分でしなくてはいけません。

北欧4か国 国民性の違い
「こんなにちがうヨーロッパ各国気質」(片野優・須貝典子:草思社 2012年)
【リンゴが落ちていたら…】
考え事をしていて気づかないのがフィンランド人。
素直に拾って食べるのがノルウェー人。
拾って食べたいけれども、見栄を張って気づかないふりをして通り過ぎるのがスウェーデン人。
最後に、リンゴを拾ってスウェーデン人に売りつけるのがデンマーク人。

【宝くじが当たったら】
ノルウェー人は、クロスカントリーをしながら、大声で歌を歌って、喜びを素直に表現する。
デンマーク人は、レストランで料理やお酒をふるまってみんなで楽しく祝う。
フィンランド人は、小枝を手に持って、サウナの周りを裸になって追いかけっこしながら大喜びする。
スウェーデン人は、当選番号が発表になったテレビを見ながら、「どうやら当たったみたいだ」と控えめに夫が言うと、それを聞いた妻はにっこり微笑んで「それはよかったわ」と答えて、再びテレビに視線を移すといったもの。

■ ランキング
  とにかくいろいろなランキングに顔を出すので、この辺は抑えておいた方がいいと思うもの

  • 幸福度ランキング
  • PISA(学習到達度)
  • コーヒーよく飲む人
  • 教育にかけるお金
  • オタク度数
  • 評判のいい国

■ お水が飲める

 北欧のお水は飲めます。だからお店でもお水くださいといえば出てきます。(たまにデンマークでTAP WATERでもお金をとる店がある)最初から置いてあるところもある。だからそんなに心配しなくてもいいんだけど、日本人は昔から遠足に行った先でも「生水は飲まない!」と言いつけられているからね。日本であっても土地が違えば水が合わない、と信じられているから外国に行けばなおさらかも。ご本人のお腹の強さに合わせてもらってください。また、水道水がミネラルウォーターなのでお店でお水を買おうとするとほぼ炭酸水です。ガスのないのがいい人は頑張って探してください。

■ 物価の高さ 北欧の物価の高さには本当にびっくりしますが、その中でもノルウェーがやっぱり高いと思う。

  1. ノルウェー
  2. スウェーデン
  3. デンマーク
  4. フィンランド

お酒の好きな人は、予め予算組みしておかないと飲みたい酒が飲めなくなってしまいます。レストランで飲む500MLのビールは100Nkr.以上すると思ってください。この中で物価の安いフィンランドでもビール1000円以上します。ちなみにたばこも高いです。ひと箱1800円ぐらい(ノルウェー)

■ 勉強しといた方がいいと思う事

  • バイキングの歴史
  • 北欧神話
  • ハンザ同盟
  • ギルド
  • 兵役
  • ツンドラ気候などの気候区(中学校以来初めて聞く単語かもしれない)

ガイド本やイメージなどで出てくるとても天気のいい日の北欧らしい風景はウソです。北欧はいつも天気が悪い。基本天気は悪いです。大切なことなので2度言います。ちょっとでも晴れたらラッキーです。

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