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よもやま話

庶民の知らない世界

よもやま話

庶民中の庶民を自負するわたくしも、添乗員をやっているおかげで

自分の力では絶対泊まったり行ったりできない場所に行くことができました。

お金持ちの皆さんには、当たり前の事が

私にとってはいちいち「こんな風なんだ…」と感心する出来事になります。

そんな世界を皆様にもちょっとだけご紹介。


いつもの場所のはずなのに

旅行中、お客さんをご案内してお買い物にお付き合いすることが良くあります。

そこでびっくりしたこと

  • 有名ブランド店を貸切にする
  • 高級時計店や宝石店では、椅子に座ってるだけで用が済む
  • エルメスのスカーフは、バラマキ土産
  • すごく高いお買い物は、一見さんお断りの店がある
  • 「ついでにあなたも選びなさい」といって買ってくれる
  • ものすご~くたくさん買うと割引してくれる

ルイ●トンに人の代わりに並んでて、店員さんにバレて帰りなさい!と怒られた私とは雲泥の違いです。

ホテルもそうですね。

ヨーロッパの昔ながらの建物を使ったランドマーク的ホテルに泊まれるとなれば、テンション上がります。

チェックインを済ませ、どんな部屋かと興味津々でお客さんのお部屋を周りがてら見せてもらう。

そういうホテルは、お部屋ごと違うタイプだから全部見せてもらっても全部違う。

で、お仕事終わりに自分の部屋へ行くと…

お付きの人用のお部屋がちゃんとあるんですね~。

せめて景色は、と思い窓をのぞくとそこは駐車場。なんて時もあります。

(もちろんレギュラールームに泊まれることもあるけどね。)

添乗員
添乗員

ちなみにヨーロッパのいいホテルのお部屋は低層階からいい部屋だったりします。

高層階がいい部屋だと思い込まないでね~。

クルーズの時もそうですね。

添乗員のお部屋は窓さえありません。

あ、こないだのお部屋には海の絵が飾ってありました。

だけど、甲板に出れば景色は一緒だからね。ずっと眺めていられます。

昔ラッフルズホテルにビーサンにビニールのショッピング袋ぶら下げた格好で入ろうとして門番に「入っちゃダメ」って言われて恥ずかしい思いをしていたこの私が、今ではこんな話をしてるなんて。分からないものですね。


雲の上の人たち

雲の上の人たちにも、優先順位があります。

  1. 皇族・王族
  2. 政治家
  3. 起業家

なので、ものすごい世界的企業の社長がいる場所に、小さな国の政治家や王族が居合わせたとしてもこの順番が守られます。

添乗員
添乗員

以前聞いた話。

とある企業のTOPが、多額の投資をしているとある国へとある大臣と一緒に招かれたとき、その企業のTOPの方に上席が用意されていた。

「あの時は往生こいたわ」とおっしゃってた。

ま、実際自分のグループが泊ってるホテルに、上のような人たちがやってくるとさぁ大変。

その方々が到着するとロビーが遮られたり、あっちには言ってはいけないとか制限されてばかりになるからこちらのお客さんはいい気しないし。

その代わりじゃないけど、今まで見たことの無いような装甲車の天井から軍人さんがものごつい双眼鏡で周りを警戒しながら進んでくる様子なんかを見ることができますね。

空港や駅の特別導線

いつものあの厳しいセキュリティ検査はいったい何だったんだ?と思わざるを得ません。

飛行機なら機体のすぐ横まで専用車で横付け。

駅でも「こんな場所があるんだ」というでっかい壁が急に開いてどこに着いたんだろうと思ってるとプラットホームに着いてたりと

どこの場所かは言えませんが、驚くことがたくさんあります。(日本でないことは確か)

パスポートも誰かが持って行って少しするとスタンプが押されてどこからか返ってきます。

えらい人たちが動くって大変なんだなぁとも思います。

抽象的ですみません。詳しくは書けません。


雲の上の人には、雲の上の世界があるということですね。

今日の歌は、バービーボーイズ「いったい何だったんだ⁉7DAYS」

以上。

コメント

  1. みかりん より:

    庶民の知らない世界
    私も目撃しました。
    某有名宝飾店で、良い時計を購入した後は、スパークリングワインで乾杯。
    素敵ですね。

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