よもやま話

国内添乗 インバウンドが戻ってきた inbound 間違えられエピソード 

よもやま話

私は何人?

私は昔からよく外国人に間違えられます。

厳密いえば、中国の東北地方出身者に間違えられます。

なぜだか分かりませんが、間違えられたエピソードを数え上げればきりがありません。

まずは、こんな感じです。

  • ヴェネチアで日本人グループとすれ違ったので挨拶をしたらびっくりされた。「中国人グループだと思っていた」と言われた。
  • 札幌から千歳空港に行く電車のホームは何処か?と女子高生に聞いたら「I show you」と言って英語で案内された。
  • 京都のホテルで朝食会場に行って座ったら「This is Japanese style breakfast…」と英語でご案内が始まった。
  • 津の船着き場からタクシーに乗って「津駅までお願いします」と言ったら運転手さんに「むちゃくちゃ日本語うまいね」と褒められた。
  • 高校生の修学旅行で台湾に行ったら生徒に現地人だを思われていた。なんで、と聞いたら「日本語がおぼついてない」と言われた。
  • 成田空港でお客さんを待って立っていたら「Do you need some help?」と声をかけられたので振り返ったらその人は日本人だった。
  • 居酒屋で先輩を待っていたらなかなか見つけてもらえず席についたときの言葉は「訪日観光客の人だと思ってた」

この様にいくらでもエピソードができてきます。

もちろん外国では100%間違えれます。中国人には中国語以外で話しかけられたことがないです。

添乗員
添乗員

そういえば、中国に行った時は道を聞いても誰も教えてくれなかった。

でも英語で話しかけたら皆親切に教えてくれた。

そして、コロナ禍になりそんな日々を忘れかけていました。

ところが、そんな日々を思い出す出来事がありました。

先日京都の添乗へ行った時の話です。

嵐山の昼食レストランでお客さんが食事をとり始めたので先に精算を済ませようとお店の人に声を掛けました。すると

お店の人
お店の人

あ、添乗員さん!FAX届いてるよ

私は、「あれ?もう二日目であとは帰るだけだからどこからもFAX なんて来るはずないのに」と思いつつその書面を受け取りました。

とあるホテルのルーミングホテルだったのですが、あて先は大きく「陳様」となっていました…

お店の人には丁寧に

添乗員
添乗員

宛名が違ってますよ。私は陳さんではありません。

と説明しましたが、私の実感はこれです。

インバウンド戻ってきたな!

実際にバスの駐車場を見渡せば、インドネシア人のバス、台湾人のバス、韓国人のバス、西洋人のバス…

嵐山の通りも大渋滞。ストリーミングしてる人もいたり大賑わいでした。

たぶんあっという間にコロナ前の姿に戻ることでしょう。

インバウンドの勉強

そういえばそのために勉強したんだった。インバウンドが戻ってくる日のために。

言語を含め思い出さないといけません。

インバウンド関連
インバウンド関連
インバウンド関連

観光地の今の現状

逆に!対照的なのが施設さん。特に食事箇所。

添乗乗務員の休憩室はほとんどなくなっています。

そして食事会場の従業員さんは、本当に人手不足の様です。

だからバスへのお迎えになんか来てくれません。

添乗員
添乗員

今回は、バスガイドなしの京都旅だったのでお迎えが来てくれなくて困りました。

通常添乗員は、バスから降りて一目散に会場へ行きお客さんが来るまでの数分間で

席数、メニュー、アレルギー食、トイレなどを確認するのです。

お客さんが席についても飲み物を聞きに来てほしいのに、係員は呼びに行かないと来ません。

夕食会場では、レイアウトもメニューもちゃんとできていなかったし、料理運びのお兄ちゃんにちょっと頼みごとをしたら「僕、ヘルプなんで分かりません!」と言われてしまう始末。

入込電話をしても忙しいのか留守電対応の施設さんもありました。

そして忙しさにまいってるのか笑顔も元気もないスタッフの多い事。

そういえば前回のホテルでは、全国旅行支援のせいでフロントチェックイン作業が膨大になり行列がすごいことになっていました。

極めつけは、「担当者が突然やめちゃって残された自分らはもう全く分からない」と開き直られた食事箇所。

人手不足は深刻です。人を雇ってもまずは教育しなくちゃいけないし、時間はかかる。

(参考資料:トラベルボイス

嵐山観光の名物人力車の人も人手不足を嘆いていました。

添乗員
添乗員

トロッコ列車の天狗がいなくなったのは、人手不足のせいではないと思う。

まだまだこの状態は当分続くと思われます。

なので、添乗に行く時には「施設さんには人手が足りてない」と思って準備しましょう。

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