よもやま話

カンタス航空 名古屋との縁 24位 航空会社ランキング よもやま話

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カンタス航空 に久しぶりに乗ったので思い出した 名古屋と姉妹都市提携

Qantas never crashed, because never fly.

(昔、オーストラリアでよく聞いたjoke)

今年も「The world’s Top 10 Airlines of 2024」が発表されました。

1位はカタール航空!さすがです。以下の順位は

1位 カタール航空
2位 シンガポール航空
3位 エミレーツ航空
4位 全日空
5位 キャセイパシフィック航空
6位 日本航空
7位 トルコ航空
8位 エバー航空
9位 エアフランス
10位 スイス航空

1~8位までを中東とアジア系で占めるという結果に。

で、今回のテーマであるカンタス航空はと言うと・・・ 

なんと2023年の17位から後退して24位。

それでも安全な航空会社ランキングでは、今年も2位という好成績を残しています。

冒頭のセリフは、トム・クルーズ主演の「レインマン」でダスティホフマンが言ったセリフ「Qantas never crashed」をもじってオージーがよく言ってました。

この2つの順位を上手に表した名言です。「カンタスは落ちない、なぜなら飛ばないからだ」

カンタス空港 名古屋空港からの就航

名古屋地区からのオーストラリア便がなくなって久しいですが、実は私の所属する添乗員会社は名古屋からのカンタス便就航に合わせて設立されました。(1987年10月5日カンタス航空 名古屋~シドニー便就航)

就航から遡ること7年、1980年に名古屋とシドニーは姉妹都市提携をしています。2020年で姉妹提携都市40周年を迎えました。

(この詳しい経緯については名古屋市が出している冊子がありますのでご参照ください。)

名古屋市にある東山動物園にコアラがずっといるのは有名ですよね。1983年に2頭のコアラがやってきて大フィーバーが起こりました。

1984年3月コアラのマーチ発売 

ちなみに愛知県とメルボルンのあるビクトリア州も姉妹提携しています。(1980年~)

コアラは抱っこできません

これ、今回お客さんによく聞かれました。

以前にオーストラリアを旅行したことがあるという人が多いので、その時はコアラを抱っこして写真を撮ったというのを強烈に覚えているようです。

しかし!今では6つの州で抱っこ禁止となっています。抱っこできるのは3つの州だけ(オーストラリア政府観光局から

シドニーやメルボルンでは抱っこできません!ケアンズやゴールドコーストではまだ抱っこできるようです。

カンタス航空 サービス

カンタス空港は2017年で日本就航70周年を迎えています。(カンタス航空自体は2020年で100周年を迎えた歴史ある航空会社)

名古屋からはけっこう長く就航してたんですよね。ジェットスターに変わってもオーストラリア便は飛んでいたんだけど、調べてみると2008年には撤退してたんですね… 残念。

慰安旅行や研修旅行でケアンズやゴールドコーストには結構行ってたんだけどなぁ。

今回羽田から飛んだんだけど、機内食がしょぼい。

チキン OR ビーフ OR ベジーで3つから選べるし、モニターにメニューが出るから分かりやすいのはいいんだけど、メインとパンだけ。サラダもデザートもなし。

ワインとかのアルコールは無料なので、LCCとの間くらいのサービス。オーストラリアらしいと言えばそう。

でもビジネスクラスを利用したお客さんは「価値がない」と言ってました。

旨いか不味いかで言ったら、不味くはないんだけど量が少ない。

添乗員
添乗員

普段は、「機内食なんて食べない!」

と言ってるのに少ないと文句を言う

典型的なオバサンだね、私。

だからお腹がすくんだよね、カンタス乗る人は軽食持参か夜便なので軽く食べてから乗ることをお勧めします。

マイレージとか

ITだとJALのマイレージがたまらない(予約クラスによるので各自確認を)
ITだとオンラインチェックインができない(空港に到着しないとできない)
座席の指定はもちろんできない

この問題は、飛行機代ちゃんと払えよ!って話なので文句を言っても仕方がない。カンタスも文句言われる筋合いがないと思います。

でも、こんな記事を見つけてしまいました。

Qantas
The Shonky Award for… being the Spirit of Disappointment

https://www.choice.com.au/shonky-awards/hall-of-shame/shonkys-2022/qantasより引用

どうやらオーストラリアのCHOICEという消費団体が毎年発表している残念なサービスに対する賞のようで書かれ方がぼろくそです。(興味のある方はリンク先でみてね)

いくつか項目があるんだけど、最初の文を和訳すると

遅延率は最悪で手荷物の取り扱いは貧弱、価格はプレミアムクラスなのにプレミアムなサービスはない

なんかわかるような気がする。

オーストラリアだけに「以前こちらに住んでました」とか「ワーホリで来てました」とかのお客さんも多かったのですが、カンタスのサービス低下ぶりにはちょっと残念な様子でした。

添乗員
添乗員

全然関係ないけど、メルボルンで救急車呼んだら全然来なかった。

医療崩壊してるらしい、メルボルン。

検索してみたら、それ関連の在住者の経験談がたくさん出てました。

オーストラリアの空港の数

ちなみに全然関係ないけど、オーストラリアには空港がむちゃくちゃたくさんあります。

その数613空港(日本は99か所アメリカには5,193か所もあるらしい)

以前プライベートジェットをお持ちの企業からオーストラリアの企画があった時に「空港を全部調べろ」というお達しがあってすごく大変だったことを思い出しました。

でも613もあるのだから当然ジェット機が発着できない小さな空港もたくさんあり、かつ舗装されてない滑走路を持つ空港もたくさんあり、結局使える空港となると絞られてきてしまうんですけどね。

ま、日本の20倍の国土面積を持っているから613か所でも少ないくらいかな?あ、でも水上飛行機もあるから空港の数はこれくらいでいいのかもしれないです。


いろいろ文句も書きましたが、オーストラリアはいい所です。

困った時には助けてくれるし(アジア系の住民が多すぎてもはやどこの国にきてるか分からないくらいだけど)、おおらかでゆったりと時は流れているし

ツアーで行った時の最大の魅力は時差がそんなにない事。(この歳になると時差は体に来るからね)

日本からシドニーまで飛行時間は約9~10時間。

物価もアメリカほどは高くない。(日本よりは高い、もちろん)

また行ってもいいかな。

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