よもやま話

添乗員が知っておくべき花 ランキング 木 Tree Flower 季節 Season

よもやま話

春です。

お花の季節です。

先日のツアーで花桃の木を見に行ってきました。

あいにくバスガイドさんがいないツアーだったので、見えるものは案内してあげようかな?なんて優しい気持ちをちょっとだけ持っていましたが、残念ながらお花の名前が分からない。

添乗員
添乗員

だいたいツアータイトルにある『ハナモモ』を知らなかったからね。

なんかの花を『ハナモモ』って呼んでるのかと思ってたぐらい。

詳しくはコチラから→庭木図鑑

春だけあって、高速道路から見える山々にもお花がいっぱい。いい季節です。

でも、私には紫色なら藤、ピンクなら桜、ぐらいしか分かりません。

そしてバスのお客さんの中にはお花の専門家みたいな人が必ず一人は乗っていますから、迂闊な事は言えません。

とはいえ「全く知らないのでごめんなさい」ではいけません。

そこで、それぐらいの花しか分からないという私レベルの添乗員さんに送る

【独断と偏見でしかない 添乗員が知っておくべきお花のランキング】を作ってみましょう。

  1. バラ
  2. チューリップ
  3. ひまわり
  4. ミモザ
  5. 月下美人
  6. エーデルワイス
  7. ラベンダー
  8. 菜の花
  9. けしの花
  10. ルピナス

1.バラ

バラ

世界中どこでも見かけます。どんな育て方かは皆目見当がつきませんが6~9月下手すると10月ぐらいまで見ることができます。

どこかの庭園を訪れたのなら、そこに咲いているのは薔薇だと思って間違いないでしょう。

色も赤・白・ピンク・黄色ががったのとか、花弁がギザギザになったのとかいろいろな種類がありますが、全部バラです。

ただし、青いバラはありません。青いバラは存在しなかったのです。

でも今はある。品種改良して長年の月日を経て開発したそうです。

開発秘話はコチラから→SUNTORY

バラにまつわる話

みんなバラが好きなんだね。

2. チューリップ

チューリップ

添乗員になって初めてアサインされたツアーは『砺波チューリップ祭り』

もちろん、そのツアーに行くまで砺波がチューリップで有名だなんて全く知りませんでした。

当然ですが、初めて緊張しまくっていた頃なのでお花を愛でている余裕などなかったらしく、運転手さんに怒られた想い出しかありません。

外国でのチューリップ鑑賞と言えばオランダ!

添乗員
添乗員

私はなんとチューリップを見るオランダツアーに行った事がありません。

添乗員として恥ずかしい事かもしれませんが…

でも添乗員は自分で添乗先を選べませんので、誰にだって「実は行ったことが無い」ディスティネーションはあるはずです。

検疫について

一度チューリップの切り花を買って帰ったんだけど、(検疫が必要です)日本に到着した途端、ぶわーって花が思いっきり咲いてすぐ花が落ちてしまいました。

名古屋の気候と合わなかったんだね… (ちなみにシンガポールのランはすごく長く持ちました)

切り花や球根には検疫が必要です。詳しくは植物検疫所のHPにて

たまにお客さんから『なんで日本に持ち込めないものが空港のお土産屋さんに売っているんだ!』と質問されることがありますが(なかなか自己中な質問です)、日本のルールにより持ち込みが制限されている、と言うだけの事です。

3.ひまわり

スペインではじめに覚えた言葉はヒラソールだったような…

日本とは花の咲く時期が違っていて5月終わり~6月ぐらい。

バスでの移動が多いツアーだと何回も見ることができます。

でも観賞用ではなくひまわり油をとるための畑なので、毎年作付けされていることろが変わります。

添乗員
添乗員

ちなみにひまわり栽培の世界一はロシアです。2位はたぶんウクライナ

(ひまわり油の輸出も禁止したことでニュースになっていました→ロイター)

油をとることのできる作物の畑は連作できない、と覚えておきましょう。なので輪作します。

4.ミモザ

ミモザの事は、以前にちょっと書きました。

ミモザの話

3月に黄色い小さな花を見つけたら『あ、ミモザだ』と言っておけば間違いないでしょう。

5.月下美人

月下美人

ハワイに行った時にお客さんに聞かれます。『月下美人咲いてる?』

日本では滅多にお目にかかることがないそうで、チャンスがあればぜひ見たいと思ってるようです。

有名な場所はタンタラスの丘。車がないといけません。

メキシコ原産のサボテンの種類なので暖かい地に生息するようです。

バリ島とか台湾でも見れる。

6月~10月がシーズンで夜にしか咲かない!

なので『月下美人咲いてる?』と聞かれたら『行ってみないと分からない』と答えておきましょう。

6.エーデルワイス

seonghyeonyun0によるPixabayからの画像

アルプス三大名花の一つ、エーデルワイス。

エーデルワイスの歌が頭にこびりついていてこの花を見る度にエ~デルワイスッ♪って流れてきます。

ちなみにあとの二つはリンドウとアルペンローゼです。

なんかその辺の草と間違えそうな感じで、自分では見つけられないけどこの花はだいたいお客さんが見つけてくれるので大丈夫。

7.ラベンダー

jplenioによるPixabayからの画像

富良野が有名ですが、南仏も有名です。

ラベンダーそのものもきれいだけど、何と言っても香りが良い。

こんな分かりやすい花だけが一種類だけ咲いていると分かりやすくていいな。

8.菜の花

Hans BraxmeierによるPixabayからの画像

これも油をとるためにどこでも栽培されていますね。

特に中国・カナダ・ドイツ。この3国で世界生産量の半分。

日本も6位に入っています。

9.けしの花

PhilippLEによるPixabayからの画像

けしの花が大量に栽培されているのを見かけたら直ちに逃げなきゃいけないと思うんですが、ここに登場させたのは、マリメッコのためだけです。

一番人気のウニッコ(Unikko)柄ですが、それはけしの花の事です。

そしてフィンランドでは栽培は合法です。

日本では違法ですが、なんせけしの花は日本に自生する植物。

綺麗な花だな、と思って庭に咲いてたのをそのままほったらかしにしておいてお巡りさんに見つかり罰金を払ったのは、私の親戚のおばさんです。

10.ルピナス

 

Steen JepsenによるPixabayからの画像

ニュージーランドに行くとこの説明を受けます。

『ルピナス 日本名はのぼり藤です』と。

でも北海道のガイドさんは普通にルピナスです、と説明していました。なんかのぼりふじと言う勇ましい名前だけがやたら耳に残っています。


最後にお花と言えば定番の花占いができるサイトをリンクに貼っておきましょう。

ぜひ試してみてください。→ Fun test

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