昔、中国添乗でガイドさんがよく言ってた話。
中国には、気温が40度を超すと学校も会社もお休みになる、と言う法律があります。
だから毎年の最高気温は39.9度です。
これ三峡下りが流行ってた頃に重慶のガイドさんが言ってたような気がする。
ちなみに中国三大かまどは、重慶・南京・武漢です。
最近のあまりの暑さに、そんなことを思い出し調べてみたらやっぱり法律ありました。
高温手当ルール そして今年の上海版夏季防暑降温工作的通知
けっこう細かく決まっています。高温下では2時間以上働いてはいけない、とか飲み物を提供しなくてはいけないとか‥ 極めつけは、都市毎で決められている高温手当! 日本でも作ったらいいのにね。
ちなみに、暑い日には涼を求める日本人とは対照的に中国では鍋を食べます。
体を温めて汗を出す(体の中の熱を出す)のが重要だからだし、熱々の料理は食中毒にもならない。
もっと言うと寄生虫も殺してくれるらしいです。出典元:食べることを巡る話
という事で暑い日にまつわる話
暑い日には熱いもの
インドの様な暑い国では、スパイスの効いたカレーを食べます。パキスタンも同じ。
前も書いたかもしれないけど、パキスタンでの話。
40度を超えるような日中でもお肉などは冷蔵庫に入っているわけでもなく路上で売られています。
「腐らないの?」と聞いたら「ハラルだから大丈夫」と言われた。
韓国ならサムゲタンが有名ですね。
やっぱり漢方がいっぱいで熱々なものが良いみたい。
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とはいえ、冷たい料理だってもちろんあります。
スペインのガスパチョ、ロシアのオクローシカ(作り方はコチラ クワスなんて日本じゃ売ってないけどね~)、宮崎の冷や汁、フランスならラタトゥイユ、韓国冷麺… アメリカ人のアイスクリーム(これは年がら年中食べてるわ)
中東ではスイカとチーズを一緒に食べるらしい…
暑い時間は動かない
これ、当たり前だけど日本の習慣にはない。
スペインにはシエスタがあるし、台湾も昼寝の習慣がある。
暑い国は、昼間はじっとして夜に行動するのが当たり前だし、暑い国でのゴルフは早朝からと相場が決まってる。
アジア諸国の観光は、朝出掛け昼食食べたら一回休憩しにホテルに戻り、夕方から出かけ直すのが普通。
そしてやたらとフルーツを食べる。スイカとか瓜とかね。
そしてご存知ヨーロッパ各国では、バカンス!8月はだれも働きません!
日本も変わらなきゃ!
どこの国より日本の不快指数が高い
こんな調査をした人がいます。 『外国出身者に聞いた「日本の暑さ」に関する調査 第1弾』
我が家のパキスタン人も言ってますが、本当に過ごしにくいらしい。
湿度!が主な原因です。
暑い暑いと言ってても仕方ないのだけれども…
まだ6月なのに7月は42度を越えそうな勢いだとニュースが言ってます。
対策をしましょう!国がルールを作りましょう。選挙だし。
最近の添乗先が北海道ばかりと言うのが、幸いです。
以上。
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