よもやま話

靴の話

よもやま話

靴を投げる行為がすごく話題になったことがありました。

アラブでは、「最大の侮辱」にあたる行為だと説明されていました。

イスラムは清潔を大事にしますからね。

靴は、汚いもの。

それをぶつけるんだから、それこそ相手を「土足で踏みにじる」行為に値するわけですね。

そんな靴にまつわるお話を少し…


一日の始まりは靴の紐を結ぶことから始まる

欧米の家の中で靴を履いて生活する人たちにとって、靴の脱ぎ着は頻繁にすることではありません。

つまり朝一番しっかり靴ひもを結んだら夜帰宅するまで靴を脱ぐことがないということです。

あちらの国々の紳士靴売りばを見れば、紐靴の割合が日本より多いです。

紐靴の方が多いもう一つの理由があります。

それは、ヨーロッパの街には石畳の道が多い事。

だから足元が不安定ですよね。

こういう道を歩くときはひもで縛ってある靴の方が、足に靴をフィットさせることができるので足への負担が減ります。

ま、もともと靴は紐の方が足にいいって言われてますよね。

日本でもビジネススーツの時には紐の靴が基本と言われています。

添乗員
添乗員

日本は靴を脱ぎ着する文化ですから、半分ぐらいスリッポンかな。

紐靴でも、すぐに脱げるように緩く結んでいる人もいるかもしれません。

でもこれは格好よくないからやめましょう。

国内添乗に紐靴はふさわしくないってことですね。

ちなみに、ヨーロッパの人々は、子供には良い靴を履かせるべき!と思っている人が多いです。

その辺の理由は、靴ジャーナリストの人のコラムを読んでみてください。

靴を脱ぐという事

靴を履いているのは、窮屈な事。

家に上がるときに靴を脱ぐ習慣の国と靴を履いたままで生活する習慣の国があります。

後者の国では、公共の場で靴を脱ぐというのは、実はマナー違反

公共の場所(博物館とか)でのこういう行為は、「靴を履いてください。」と注意を受けるかもしれません。

人の家に招かれたときも、確認した方がいいかも。

何も言われてないのに、ソファに座って靴でも脱ごうものなら「どこまで寛ぐ気なんだろう?」と相手が不快に思うかもしれません。

相手が靴を履いていたら、こちらもあわせて靴を履いたままで過ごしましょう。

長時間移動のバスや電車に乗る時も、乗ってすぐ靴脱いで、と身支度をしていると不思議そうに見てくる人がいるかもしれません。

団体での専用バスなら安心して靴を脱いで寛いでください。

添乗員
添乗員

Y課長は、足が臭くて有名。けっこう広めの事務局でも彼が靴を脱いでると臭いですぐわかる。

「ちょっと!(怒)」といつも怒っていたけど、あんなに足が臭い人が世の中に存在するとは知らなかったです。

靴は何足持っていく?

ところで、ツアーに出掛ける時靴は何足持っていきますか?

私は、基本的にこの4種類。

  • よく歩く用のウォーキングシューズ
    • 一番長く履くであろう靴。
    • これは、あまりきつくない靴がいい。飛行機にも長時間乗るから、確実に足がむくむ。履けなくなってしまったら困るからね。
  • ちょっといいところにでも大丈夫な革靴
    • 訪問先にもよるけど、革靴は一つ準備しておいた方が何かの時に便利。
    • 企業訪問や良いレストラン、ホテルに行くときに必要です。
  • 運動靴
    • ホテルにジムがあればぜひ使いたいし、そうでなくても周辺をちょっとジョウギングするだけで、気持ちがいい。
    • 「外国の街を走ってる私」に酔える。
    • ジムに行くときに室内用シューズがいりますか?ってお客さんにけっこう聞かれるけど、そもそもそういう概念があまりないので外履きで全然かまわないです。ぱんぱんと掃ってから使えばいいでしょう。
  • ビーチサンダル
    • これ旅行中に一番便利。
    • 部屋ではスリッパ代わりになるし、ちょっとそこまでコンビニや夜間に何かフロントにおりていかなくちゃいけない用事ができたときにも、スリッパじゃだめだけどビーサンならギリギリOKの場所も結構ある。
    • アジアのちょっと裸足では入りたくないシャワールームにもビーサンのままいるし、もちろんビーチでは大活躍。

おしゃれさんはきっともっと持っていく事でしょう。


昔は靴を投げて天気を当てていましたが、今でもするのでしょうか?

靴といえばシンデレラ。昔ディ●ニーのホテルで、ガラスの靴を形どったデザートがサーブされるとき、ウェイターが「サイズが合いますでしょうか?」と聞いてきたね。いい思い出。

今日の歌は、絶対これ 岩崎宏美「シンデレラ・ハネムーン」

コロッケが見え隠れする。

以上。

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