添乗員としての仕事を忘れている。
お宿についてから何を打合せしたらいいのか、段取りも忘れてる。
そして残念なことにお宿さんもちょっと忘れてる‥
『あと何か言っておくことありましたっけ?』
『たぶん大丈夫』
で、結局大丈夫でなく何度もフロントへ行って担当者を呼んでもらうという羽目に。
でもね、お客さんも言ってました。
『お酒飲むペース、忘れてる』
1年以上ぶりにガッツリ宴会のある旅行に添乗してきました。
まずは、宴会についてお宿さんと打合せ
- 上座の数
- 最初の飲み物
- ご挨拶の順番
- 乾杯の飲み物
- 追加で出してもいい飲み物
- 〆のあいさつ
- 高座椅子の用意
- ご飯を出すタイミング
これだけの事を伝えるのに、なかなか時間がかかった。
その結果、宴会以外で伝えなくてはいけないことを忘れた。
- お部屋でかかった費用はだれに請求?
- 2次会の精算方法?
- 入湯税の支払い
こんなようなことを確認しておくのを忘れ、何度もフロントに足を運ことになってしまいました。
それでもどうにか精算を終え、翌朝出発の時、鍵の返却チェックも忘れた。
でもバスまで仲居さんが来てくれて言いました。
添乗員さん!鍵の返却がまだされてません!
何号室の方ですか?
添乗員さんのお部屋です。
『・・・』
本当に、すみませんでした。
何をやるのか忘れてしまったのなら、初心に帰り足で稼ぐしかない。
翌日は、空いた時間に夕食レストランまで歩いて行って確認。
お土産買えるところを聞かれれば、そこまで行き何が売ってるかも確認してお伝え。
お食事時間も、何度も店員さんに時間配分の確認。
JRの駅の構内図を何度も見て出口の確認。
そして、私は何か忘れていることはないか?とホテルにも確認。
1に確認、2に確認、3,4がなくて…5に確認。
にもかかわらず、領収書のもらい忘れ、添乗員食事代の払い忘れなどもうボロボロ。
幸いにも、週末をはさんでの精算だったので方々に連絡を取りギリギリセーフ。(だったと思う)
大変だったなぁ‥
いろいろありましたが、やはり現場は面白い。
久しぶりにダイヤル式の黒電話が置いてある宿に泊まることができました。
Wifiもないし、温泉入って寝るしかないね。
大満足のツアーでした。
願わくば、お客さんも感想も同じであってほしい…
コメント