*本ページのリンク先にはプロモーションが含まれている場合があります。
*本ページのリンク先にはプロモーションが含まれている場合があります。
閑話

閑話

結局今年は海に一回も行かなかった、行けなかった。残念。

海か山かを問われたら、断然海派です。

日に焼けようが、潮にかぶれようが、クラゲに刺されようが海には行きたいです。

あ~。海に行っとけばよかった。

海がない

キルギスには、海がないです。だから湖を海と呼びます。

(キルギスにはイシククル湖というとても有名な湖があります。ビシュケクから4~5時間かかるかな、一大リゾート地です。)

ビーチの話をしても、海岸ではなく湖岸です。

海を見たことの無いキルギス人には津波なんてものは想像もつきません。

大震災後の映像を見て、「日本の家はなんともろい事か?」とよく質問をされました。波の力が分からないのです。

海のない国の人にとったら、当然の疑問かもしれません。

キルギス

キルギス共和国は、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家である。首都はビシュケク(旧名フルンゼ)。

大統領が逃げたり、誘拐婚があったり国際ニュースになるときは悪いニュースが多いですが、実際は標高800mぐらいにあって夏涼しく過ごしやすい。冬はマイナス20度くらいまで下がってすごく寒いですが、家の中はぽかぽかなので問題ありません。

素朴で日本人と同じ顔をした人が多く、親日の国です。

そんなところだから、海産物を買うにはすごく勇気がいります。値段が高いから!

輸入されている海の物は全部冷凍です。(山があるので川魚は豊富。)

エビなどの冷凍ものを頑張って買った日に限って停電する、と言うことが良くありました。

ロシアに近いからと言ってキャビアやイクラが安いわけではありません。私はタラコの缶詰をよく買っていました。

(ロシア語では、キャビアもいくらもタラコも全部魚卵は”いくら”です。)

そんな場所だから、海藻類にはまず出会えません。でも乾物は軽いので日本からたくさん持っていってました。

のり、ひじき、ワカメ、アラメ、昆布等とても重宝しました。

海がないというのは私にとって初めての経験でした。

今まで住んだところ

初めての旅行ではなく、初めて住んだ場所は、アメリアのフロリダです。住んだ、と言っても4か月くらいしかいなかったけど。

ここを語学研修の場所に選んだのは、本に”ホワイトサンビーチ”があるって書いてあったから。もう添乗員を始めていたからカリフォルニアが実は寒いということを知っていたので(ちょっと語弊があるかな)、フロリダにしました。

たしかに温かくて(暑くて)良い所だったけど、建物内の冷房の強さを甘く見ていた。4月~8月くらいに行ったので上着は持っていかなかったんだけど、教室の寒さに一枚だけ持っていたカーディガンが手放せませんでした。あとヤッケ。

その次に1年住んだのは台湾。

ここも島ですから、すぐに海はあります。でも私がいた頃はビーチとかはあまり開発されていませんでした。それよりも「大陸の人にさらわれるかもしれないから海では泳いでいけないもの」的な雰囲気があり、見にはいっても泳ぎに行くことはなかったです。

(もちろん、若者は泳ぎに行ってたし、今はサーフィンもやってるね。)

店の前に生簀があって、その魚を選んで調理法を言って作ってもらう店がいっぱいあってとても美味しいです。

海鮮を食べに行くなら台北からちょっと足を延ばして基隆がおすすめです。

その後に住んだのが、南アフリカのダーバン。

ここもとーってもきれいなビーチが永遠に続く素晴らしい場所です。

南アって聞くと、温かい場所のイメージがあるかもしれませんが、ヨハネスブルグは標高の高い所にあって寒い。ケープタウンも大西洋に面していて夏でも旅行に行くならジャンパーを持っていった方がいい場所です。

でも!ダーバンはインド洋に面していて年間を通じて温暖な気候です。すばらしい。治安が悪くなくて、物価が高くなければ移住したい場所ナンバー1ですね。

ビーチがあるからもちろん泳げるけど、サーフィンに行く人はちょっと注意が必要。毎年鮫に食われています。

そして、冬がやってこれば「サーディンラン。」なんか最近は異常気象のせいでサーディンランがない年もあるらしいのですが、イワシがうまい!

魚介に困ることはありません。特にお隣モザンビークからのエビ!シーフードプラッターは毎日食べても飽きません。

ペリペリソースをかけてお召し上がりください。

バルト海の塩度は低い

話は変わりますが、海水と言えばしょっぱいのが当たり前ですが、バルト海の海水をなめてみたことがありますか?

私は、物の本で塩度が低いと書いてあったので、確認したくてしょうがありませんでした。

ある時バルト3国のツアーの時、運転手さんはベラルーシ出身の優しい人で移動中にこの話をしたら、「じゃ、海に寄ってく?」と聞いてくれました。実はその道木々で全然見えなかったけど、海の横をずっと走っててちょうどビーチがあるところにもうすぐ出るから、と教えてくれました。

ツアーのお客さんと、海まで走り海水をなめたところ、ほんとにしょっぱくなかったです。(結構な衝撃でした)

そのあとも、フィンランドのオウルに行った時も海岸で海をなめてみたけどしょっぱくなかったので、バルト海は間違いなく塩度が低いと証明できました。

でもその他の国では試してないのでどの辺からしょっぱくなっていくのか試してみたいです。


そういえば、ケープタウンのガイドさんは、喜望峰に行った時、「大西洋とインド洋が交わるけどどっちの海かはなめれば分かる」と言ってました。インド洋の方がスパイシーだそうです。

それでは今日の歌は、もちろん加山雄三。「海 その愛」

以上。

コメント

タイトルとURLをコピーしました