外国で言語を習うクラスに入ると、だいたいやるんじゃないかな?
「自国の昔話を(習ってる言語で)発表してみよう!」
中国での話。とある日本人が桃太郎の話を発表して「めでたし、めでたし」と終わったら、
中国人の先生が「その話のどこがめでたしなの?」と聞いたそうです。
「鬼が島の鬼を退治したら、そこには桃太郎王国を建立しなくてはいけないでしょ。」とのこと。
昔話には、お国柄が出ますね。
今回は、そんなおはなし…
お話しでてこい!
私の小学校の給食時間は、物語の朗読が放送で流れていました。(おはなし出てこい)
まほうをかけられた舌とか、星を売る話とか耳なし芳一、貧乏な絵描きに親切でいつも買うパンにバターを入れてあげたらえらいことになっちゃった話、戦争で家に帰ったらみんなが温かく迎えてくれたけどそれは夢で、朝起きたら腕の中にいたのは「妻の骸骨だった」っていう話とか…
今思い返しても、全然楽しい給食の時間にふさわしくない話がいっぱい流れていました。(もしくは流れてたんだけど、怖い話や怒り狂う話しか記憶に残ってない)
いま、小さな子供には親が読み聞かせするのが当たり前みたいな風潮?になっているみたいだけど、私自身は時代かな?そんなことしてもらった覚えがない。周りを見ても特にそんな話聞いたことないなぁ・・
でもちゃんとしたおばさんになりました。
いまでも、あらすじぐらいは言えるから、良くも悪くもあの朗読の時間は記憶に残るものとなりました。
有名な童話
- イソップ
- グリム兄弟
- アンデルセン
- 千夜一夜
- ディズニー?
- 日本昔話
ディズニーは、いろいろな処から話を持ってきているからちょっと違うか?
それで言うと日本昔話も一人の作家が書いてたわけじゃないから違うか?ま、いいか。
インドのラーマーヤナとかも童話になるのかな?孫悟空のもととなったと言われてる話。
とにかく旅行の仕事をしていると、童話の世界はどうしてもついて回りますね。(昔も今も)
今ならハリーポッターとかの場面を知っておかなきゃだし、どこそこのディズニーのお城は、あそこの城がモデルだとか、ジブリ映画にインスピレーションを与えた街とか、シェイクスピアの子の話の舞台だとかムーミン谷とか…
言い出したらキリがありません。
とにかく一通りお話と名の付くものは知っておかねばなりません。(私の場合は後追いが多いけど)
どうでもいい話ですが、ロシア語で「おとぎ話」の事を「сказка」(スカースカ)と言います。別に話の内容がスカスカなわけではありません。
ちょうどいい記事があったので紹介しましょう。「童話の舞台になった場所」
これを読んでて思い出した。イギリス行くと「ピーターラビット」の話をしなくちゃいけない。
私、ピーターラビットなんて読んだことないし(なかったし)。あの童話の世界にわくわくできない。(そういう乙女趣味を持ち合わせていない)
ぬいぐるみを抱いて寝る習慣も特に培われていないので、博物館?の模型?に「可愛い!」ととびつくこともできません。
でも旅行は想像力!USJを楽しむのと同じ要領で、その世界に入り込んだ人だけが楽しいはずだから頑張る。
遺跡を楽しめるんだから、ヒルトップにある家だって楽しめるはず。本物のピーターラビットもいるかもしれないからね。
イタリアに行けば、ピノキオの話を必ずするし(お土産物もいっぱい)、スペインへ行けばドン・キホーテの気分になる。
小さい頃から刷り込まれた記憶はすごいね。三つ子の魂百まで
と言うことで今日の歌は、少年隊「デカメロン伝説」
ワカチコ、ワカチコ
以上
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