海外添乗員 ネタ話 スープを選ぶ日本 麺を選ぶ台湾 意麺 陽春麺 台湾麺
番外編 ※鼎泰豊を予約するときの注意8つ
さて、今年最後のお仕事、行先は台湾でした。
しかも大型団体だったので、添乗員もたくさん。同期もたくさん。久しぶりに会う同僚もいてとても楽しかったです。
そして何より台湾の食事!楽しみました。
初日の夕食に火鍋を食べに行き、満喫してたところお店の人に声をかけられました。
最後は烏龍麺(うどん)にする?
それとも王子麺(ベビースターみたいなやつ)にする?
王子麺!
せっかく台湾に来たのだから、という事で全員揃って王子麺にしました。
もちろん完食。美味しかったです。
そこでふと疑問‥
日本だったらこの場合、ご飯or麺だと思うんですよね。麺or麺ではないと思う。
よくスープ食べる日本・麺を食べる中国、とか言われるけど、確かに麺を選択する場面は多いね。
今回は【台湾麺】を調べて見ようと思います。
台湾麺 種類
スーパーにお土産として定番のインスタントヌードルを買いに行くと、袋麺・カップ麺もさることながら”麺”だけもたくさん売っています。
なかでも市場やスーパーで場所をとっているのが關廟麺と書かれた大袋の麺。これはいったい何?
關廟(関廟)麺
台南市關廟区で作られる手作りの麺。パイナップルとタケノコと一緒に「關廟の3つの宝」と呼ばれている。
もともとこのエリアでは麺業者がたくさんあり、それぞれの麺の名前で呼んでいたが1996年に市と農業組合みたいなところが關廟麺としてブランド化天然素材を使って、まぜてこねて切ってした後竹かごに乗せて2、3日天日干しする。完全に乾燥させたので添加物を使わなくても中長期の保存が可能
WIKIより意訳
関廟というところが麺処らしい。なのでココで作られた刀削麺とか意麺とかいろいろ種類が出ている。
一生懸命WIKIを読んだのに台北ナビにもっと詳しく記事が出ていました。→台北ナビ
ノンフライってところがヘルシーでいいね
台湾には4大麺なるものがあるらしい
陽春麺…とてもシンプルな麺 なんにでも合う 薄力粉・水・塩だけで作る
意麺…強力粉に水・塩・卵を入れた麺。もともとはアヒルの卵を使っていたけど今は鶏の卵を使っている。なのでちょっと黄色い色をしている。ちょっと波波型をしている
麺線…日本の素麺みたいなめん。細長く簡単に切れないので長壽平安を象徴している。
油麺…中力粉と食用アルカリ?(google翻訳)を使い何度もプレスした麺。製麺するときにちょっと油を使うらしい
この4つが小麦粉から作られる麺。それぞれに合うスープがあります。
例えば牛肉麺だったら陽春麺、担担麺なら油麺のような感じです。
イタリアのパスタと同じ考え方ですね。
ソースが絡みやすいとかで使う麺を変える。
ちなみにパスタはマルコ・ポーロが中国から持ち帰ったと言われている(諸説あり)
私は意麺が好きです。卵が入っててなじみが深いのかな、やっぱり。
朝食バイキングの麺コーナーに行くと、いくつかの麺がガラスケースに入っていて選ぶことができますよね?
そんな時、私が選ぶのは米粉(ミーフン)です。なぜかミーフン好き。
そしてその横に白くて太くておいしそうじゃない麺がよく置いてあります。
なんかコシがなくて味も薄ぺらな感じであまり食べないんですが、台湾の人は好きみたい。
専門のお店もあります。米粉でできているので小麦アレルギーの人にはいいかもね。
台湾麺 食べ方 乾麺 湯麺 暗黙の了解
麺を理解したので、食べ方です。屋台に行くと「こんなに種類があるの~?」とどれにしたらいいか分からないかもしれません。
とりあえず、スープ有か無を選ぶ
台湾のメニューって全てが書いてあるわけじゃないことがよくある。
陽春麺とか意麺とかメニューに書いてあって、「陽春麺」って頼むと「スープ有無?」と聞かれる。
なので予め自分の中で決めておくとよい。
私はスープ派
乾麺を選んだ時は、スープも頼むって感じです
なんか台湾って暗黙の了解がけっこうある
魯肉飯には魚丸湯
鍋貼(焼き餃子)には酸辣湯、みたいな‥
メニューに書いてないのに決めておかなきゃいけない、
これって今日本で流行りの豆花にも適用されてて…
「豆花ください」と言うと「あったかいの?冷たいの?」と聞かれる
なのでココでも予め自分の中で決めておくとよいでしょう。私は熱い派。
麺に話を戻します。
欲しいものはトッピングとして頼みましょう。(いらないものは「抜いて」と言いましょう)
茶葉蛋(茶色いゆで卵)が欲しいとか、香菜は抜いてほしいとかです。
とりあえず絶対に行かなきゃいかない店の一つ 阿宗麺線
ここは初心者でも簡単。メニューはこれしかないので大か小かを選ぶだけ
あとはそのお金を手に握り順番が来たら注文、パクチー抜いてほしかったら「不要」という
調味料などは柱の陰に‥ 椅子があれば座って食べれるけどテーブルはないです。
ここはぜひ行ってほしい… 今回は行かなかったけどね。
番外編 ※鼎泰豊を予約するときの注意 8つ
さて、ちょっと真面目に仕事の話。
今年は2度しか台湾に行けませんでしたが、コロナを経ても変わらないのが鼎泰豊の人気!
そして久しぶりに行く台湾、お客様方、行きたいんだよね~
そこで添乗員が、鼎泰豊へ行くお客さんに伝えておかなくてはいけない事を紹介
- 本店(信義店)は現在テイクアウト専門店になってます
- 新生店は、本店の斜め前にあり本店みたいな造りになっています
- 「予約」と言うのは名ばかりで席が確保されているわけではない
(順番をちょっと抜かしてくれるぐらいなのでやはり待つ)
(結構並んだのに名前が呼ばれないときは声をかけましょう) - なので混み合う時間に行けば予約してても結構待つ
- 大人数で行く時は、テーブルが分かれます
- 待っている間にメニューを決めておきましょう
- 小籠包のお土産言ってますが、日本への持ち込みはできません
- 食事の後は爪楊枝も使って来てね
きちんと説明しとかないと、「予約が入ってなかった」とかクレームになりますから!
美味しく食べてきてもらいたいしね
ちなみに昔は本店限定だった小籠包湯は今どこの店でも出しています。(土日の朝限定)
そして日本の皆さん、必ずと言っていいほど酸辛湯頼みますけど、鶏湯(チキンスープ)が激うまですから~~~!!
必ず上記8点を説明し納得してもらってから送り出しましょう。
キチンと予約して個室で食べたい人には「點水樓」の方がおすすめです。
カニ味噌小籠包とか、この店の方が美味しい。(私見)
以上、台湾のお話しでした。
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修学旅行も戻ってきてるみたいです。
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