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添乗員の仕事

海外添乗員 初心者向け 初めての国の調べ方

添乗員の仕事

添乗員を長くやっていても、行ったことの無い国や地域はまだまだたくさんあります。

国内だって行ったことの無い県だってあります。ちなみに山形県。

今回が初めてです、ってなかなか言いにくいんだよね、この仕事してると。

だから初めてなの?って聞かれないように頑張って勉強してから出発します。

添乗員によって、アプローチの仕方は千差万別でしょうけど、とりあえず私の場合を紹介しましょう。

イメージ

まず、自分が持っているその国に対するイメージから調べます。

例えば、ルーマニアなら有名なのは、ドラキュラ・コマネチ・チャウシェスク前大統領

これをひとつづつ詳しく調べていくわけですね。

これは、個人的なイメージもあれば上記のように世界中の人の認識であったりします。

だからたまに偏ったりしますが、それもご愛敬。とにかくその国への親近感を持つようにします。

イタリアやスペインは、太陽の国のイメージがあるけど冬行けば寒い。どこが太陽やねん!って思うとその感じ方のギャップを埋めたり。

ベルリンの名物がカレーブルストだと知れば、どこのカレーが入ってきたんだ?と考えたり。

ハンガリーと言えば、私が思い浮かぶのはハンガリアンダンスなんだよね。5番じゃなくて4番ね。これは小さい時にエレクトーンを習っていたのでその練習曲に影響されているんだとは思います。で、ブラームスを調べる、みたいな。

アメリカに関して言えば、偶然図書館で見つけた『なぜアメリカの食事は不味いのか?』と言うそのままずばりの本を見つけてすぐ借りました。

そんなこんなしていると、初めて行く国嫌だなぁ、と言う気持ちが薄れてきます。

そこまで気分をあげてから勉強に入りましょう。


その国が自慢できるもの

次に、その国の人々が自慢に思っているものを調べます。

なぜなら、初対面の人たちに『この国の●●はとてもおいしいね』とか『この国の●●は素晴らしい』とか言わなくてはいけないからです。

現地でお世話になる人々のご機嫌とるくらいでツアーが順調にいくのならお安いものです。添乗員はいつもお客さんが楽しく旅行できるように考えていますからね。

褒めるところがない国に行ってしまった場合でも大丈夫。ここの国の人って優しいね、なんでこんなにやさしいの?って言えばいいのです。添乗員はだいたいいつも誰かに助けてもらってるからね。どこの国へ行っても感謝の言葉は普通に出てきます。

でも日本人のイメージのままでお話しすると、フーンって言われかねませんので気を付けましょう。

普通のロシア人にトルストイとかドストエフスキーの話をしてもたぶん読んでいない。(私も読んでいない)

スペイン人にドン・キホーテの話をしても人物は知っていても本は読んでいない。(これは読んだ、覚えてないけど)

イギリス人に『なんで傘持ってないの?』とか変な質問するとかやめましょう。

そして、お世話になったひと、なろうとしている人には名古屋自慢のお土産も必ず持っていきます。つけて味噌かけて味噌とかスガキヤの味噌煮込みうどんとかが喜ばれます。

国の成り立ち

いよいよ本格的にお勉強です。でも問題が…

私勉強嫌いなんです。特に興味ないことは全然頭に入らない。

そんな時は、図書館の児童書コーナーに行きます、以前もこのサイトでお話ししましたが、まずはマンガ世界の歴史を読みます。(これは何回でも読んでる。そんなに読むなら買えよ、っていうぐらい)

その次に世界のともだちシリーズなどを読みます。世界の食べ物とか学校とかいろいろなシリーズが図書館にはありますので、これなら私でも読めます。

この辺を手あたり次第に読んでおくと、ようやく普通の本の内容が理解できるレベルにになってきます。ガイドブックに書かれていることもスムーズに頭に入ってくることでしょう。

そして、何系の人々が住んでいるのか、何の語圏の言葉を話すのかを知れば何となく興味が出てくることでしょう。

そこまで行ったら、いよいよ外務省のページなどで政治・宗教・人口・一番高い山・一番長い河など政治経済地理歴史などをちらっと見てあげてもいいかな、と言う気になってきます。

よもやま

ちょっと真面目に勉強をしたらせっかく上がった気持ちがまた下がってきてしまうので、よもやま話に逃げましょう。

今は、インターネットがあるので調べるのも簡単です。でもやっぱり本も読みましょう。

ツアーに出発するまでの時間にもよると思いますが、映画も見ておきたい。

日本とのつながり、姉妹都市とか国交樹立だとかその国由来の言葉だとかもいい材料ですね。

そして、私の大好きなその国にまつわるジョーク、ランキング物なども調べます。

何となくその国の事が分かったら、郷土料理などを調べて出来上がり。

あとは、報告書などを読んでツアーについて調べていくという通常の業務にないって行けるんじゃないかな?と思います。


こんな時に、勉強しておけばいいんだけどおしりに火がつかないと何もでない。

そんなもんだよね。

と言うことで、今日の歌はいろんなところに早く行きたいので『アジアの純真』にしました。

以上

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