よもやま話

≪番外編≫ 外国で日本人相手に働くという事 Resort Wedding 心得

よもやま話

今時は海外旅行に行った事があるという人も多いのではないでしょうか?

帰国子女も珍しくない昨今、海外に住んでいたという人も多い事でしょう。

旅行をするのと住むのとでは大違い。

住んでみなければ分からないという事も多いけど

逆に旅行をしてるからこそ気付くという事もあります。

では、外国で日本人相手の仕事をするとどうなるでしょう?

(今日は、いつものい添乗員向けではなく、ウェディング関係の仕事を目指す学生たちに向けた内容です。)

外国に住むと

私個人では、長短はありますが4つの国に住んだことがあります。

どこの国でも言えることですが、あちらの方々と交流するとものすごく日本の事を聞かれます。

自分がいかに日本の事を知らないかを思い知らされます。

添乗員
添乗員

なので、学生のホームステイの仕事で事前の説明会に呼ばれたときは

「自分が住んでるところの役場に行ってその町の案内を取ってきなさい」と言います。

写真もついてるし、その町の基本情報も載ってるし、話のネタになる。

自分の街の人口とか知らないでしょ?

とりあえず私は知らなかった…

前にも書きましたが、私はお茶お花、民謡、着付けなど、日本らしいことは何一つできません。

唯一、料理だけはできるので手巻き寿司やてんぷら、茶わん蒸しなど外国でも簡単にできるものを作っては日本食パーティーをしていました。

とにかく日本人というだけで日本の歴史地理文化習慣政治教育まで何でも知っていると思われてしまいます。

忍者がいるのか?と聞かれれば「いる」と答えます。

外国で仕事をすると

私は外国で働いたことがありません。

なぜなら先ほど4つの国に住んだことがあると言いましたが、2つの国は学生ビザ、一つの国はノービザで3か月毎に出国していました。1つの国は同伴家族のビザで滞在していたからです。

だから働くことができません。

働いたと言ってもせいぜい、ボランティアとして日本語を教えたという事ぐらいでしょう。

なので外国で働くという観点では話ができません。

外国で日本人相手に仕事をする。

でも、この話ならできます。いつもお世話になっていますから。現地係員の仕事ですね。

外国で日本人相手の仕事をすると、今度は滞在しているその国の事も何でも知っていなければなりません。

ガイドや通訳などそれが本職の人は当たり前かもしれませんが、それ以外、例えばカメラマン、ウェディング関連の人、飲食店の店員さんなどでも、現地に住んでいる人には片っ端から質問が舞い込んできます。

日本人観光客は、なぜか袖触れ合う人すべてが自分に親切にしてくれて当たり前と思ってしまう人が多く、聞いたことには懇切丁寧に答えてくれるもんだと思い込んでいます。

(だからextraのサービスを受けてもチップを払わないのかも…)

だから、こちらにとって専門外のこと(例えば飲食店に勤めてる人に観光地の事を聞く)をきいておいて満足できない答えを返すと不満そうな顔をします。

これが大金を払って雇ったウェディング関係の係員に対してならなおさらです。

海外ウェデングプランナーになるには

本来の仕事、例えばスケジュールの確認、教会でのマナー、ドレスやメイク、食事会の段取り等はもちろんのことそれに加え、現地の気候、お金の払い方、両替率のいい場所、チップの支払いに足する不安現地のおいしいレストラン情報などなど矢継ぎ早に質問が来ることでしょう。

ウェデングの専門的な知識や段取り力、臨機応変の対応力と本職だけでもかなり大変なのに、海外にあまり慣れていないカップルのためには恥をかかせないためのマナーやホテルでのトラブル解決までお手伝いしなくていけないかもしれません。

どこまでお世話するかは人それぞれかもしれませんが、なんでも知っておいて損をすることはないと思います。

そして、外国で働かなくても日本で就職したとしてもハネムーン相談や海外挙式の相談を受ければ当然現地事情や宗教事情も知らなくてはいけません。

どんな職業についてもそうですが、知識が多いに越したことはありません。

一つの質問を受けてそれを答えるには10以上の知識を持っていなくてはいけない、とよく言われますよね。

コロナ禍で外国に行くという事がなかなか現実味を帯びませんが、この間にいろいろなことを学んでいきましょう!


今日の曲は、コレです。「ウェデング・ベル」sugar

悲しい曲だね。

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