冬のヨーロッパ旅行 に行くときに持って行った方がよいもの 防寒と乾燥対策
冬のヨーロッパ旅行 をする場合、注意したいことはたくさんあるけれど(日照時間の話とか冬季休業とか冬ならではの食べものとか…)
今回は「防寒と乾燥対策」に絞って説明したいと思います。
冬のヨーロッパ(北になればなるほど)、なめてはいけません。
屋外はすごく寒い。
でも屋内はびっくりするくらいあったかい。
そして、空気はカラッカラに乾いている。
この三つが同時にやってくるので、日本の冬の感覚で準備していくと、だいたい失敗します。
今回は冬のヨーロッパ旅行で「持っていっていくべきもの、あるとよいもの」を紹介します。
1. 冬のヨーロッパ 「中があったかい、外が寒い」
冬のヨーロッパ 建物の中は、本当にあったかいです。
北海道の家みたいなものを想像してもらうとわかりやすいでしょう。
ホテルもレストランもバスも、暖房がしっかり効いています。
だから、服を選ぶときにあまり着こまない方がいいと思う。
特にヒートテックのような機能性インナーを何枚も重ねると、屋内でのぼせます。(1枚ならよい。)
ロシアの女性のイメージで、毛皮の帽子にブーツに手ぶくろで完全防備に見えるけど、毛皮を脱いだらTシャツとジーパンみたいな感じです。極端にいうとね。

つまり、脱ぎ着で調整できる服装が正解。
そこで活躍するのが「カイロ」です。
必要なところだけを温めて、暑くなったらはがせばいい。服の枚数で調整するより、ずっとマシです。

ま、人によって違うけどね。
参考程度にしてください。
個人的な意見ですが、ユニクロのウルトラライトダウン、超優秀な商品だと思っています。旅行の際には年がら年中持っておきたい。
でも極寒のヨーロッパには太刀打ちできません!
でも重ね着することで、急に威力を発揮します。
防寒の大きなコートを旅行に持って行くとき、ちょっと躊躇しますよね。(場所と季節による)
でも風を通さない生地のコートの中にユニクロを着れば、かなりの場所を乗り切れると思います。
2. じゃ、海外旅行にカイロは持ち込める?

これ、お客様からよく聞かれます。
「カイロって、保安検査で引っかかりませんか?」
結論からいうと、使い捨てカイロは大丈夫です。
体に貼ったままでも問題なく通れます。(たまに引っかかるかも)
手荷物に入れても、スーツケースに入れても、私は止められたことはありません。
ただし、ルールは国や空港、航空会社によって違うことがあります。
心配な方は、出発前に利用する航空会社の公式サイトで最新の案内を確認してください。→SkyGateカイロは機内に持ち込める?
注意が必要なのはこちら。
- 充電式カイロ:リチウムイオン電池が入っているので、預け入れのスーツケースには入れず、機内持ち込みにします。
- ベンジン式(オイル式)カイロ:燃料を使うタイプは、飛行機では基本的に持っていけないと考えておいた方が安心です。
使い捨てカイロなら、気軽に持っていけます。
3. カイロのおすすめ
ヨーロッパでは、長時間貼っておいても安心な場所に貼るのがおすすめです。
おすすめ①:下腹部
おへその下あたり。ここを温めると、体全体がぽかぽかします。
詳しくはクラシエのHPを確認してください。
ただ貼るカイロの種類は注意してょうが良いかも。衣類に貼るとかお腹に貼るとかのものにした方が良いと思います。
おすすめ②:肩甲骨の間
背中の真ん中、肩甲骨の間です。首から肩にかけてがじんわり温まります。
どちらも、洋服の上から貼るタイプのカイロを、下着やインナーの上に貼ります。
これも肌に直接貼るのはNG。低温やけどの原因になります。

眠くなって、気づいたらお客様の背中が赤くなっていた…ということが実際にあります。貼ったまま寝ない、肌に直接貼らない。これだけは守ってね。
最近見つけた肩から下げるタイプ
レック 温めぐり かけぽか 首にかける 使い捨てカイロ (10個入) 日本製
↑屋外で試合観戦があった時につかってみたんだけど… そんなに効果はわからなかった。
おすすめ③:手先用(ミニサイズ)
定番→貼らないカイロ
なぜ、貼らないカイロをお勧めしてるかというと、まず手が寒い。
ポケットに入れておくだけで、手がかじかみません。
なのでとりあえずポケットにはカイロを一つずつ入れておきたい。
写真を撮るときって、手袋を外しますよね。

スマホが操作できる手袋もあるけど、あれって操作できる?
私の手がいかんのかもしれないけど、動かない時多いよね?
そんなとき、ポケットのカイロが救世主になります。
マイナス20度ぐらいだと、皮膚を出して外を歩くことはできません。完全防寒が必要です。
帽子、手袋、マフラーは当たり前ですが、眼鏡やマスクも必需品です。
ちなみに寒すぎると使い捨てカイロはあったまりにくくなりますので、朝ホテルを出る前やバスの中であったかくして置くといいです。
4. 忘れていけない靴用カイロ
冬のヨーロッパの屋外観光は、厳しい。
ガイドさんの説明を聞きながら立ちっぱなしになることもよくあります。
ヨーロッパには、石畳の道がとても多いです。
石畳って、足元から冷えるんです。
むかしむかし、12月に急遽「ドイツへ行け」と言われたことがありました。
とりあえず防寒だろうと思っていっぱい準備したんだど、靴を忘れたんです。
すごい後悔しました。だから冬のヨーロッパに出かけるときに「まずは靴」を準備します。
どんなにあったかい靴下をはいても、地面の冷たさが足の裏からじわじわ上がってくる。
靴選びは大事です。(あと滑らない靴底も重要)

そこが厚いもの推奨
でも、旅行のたびに靴を買い換えるわけにはいかないよね。
そこで、靴用カイロの出番です。
靴の中に敷くタイプなら、歩くときも違和感が少なく、一日中ぽかぽかが続きます。
屋外にいる時間が長いとわかっている日は、朝のうちに入れておくと安心です。
靴用のカイロを通気性の良いスニーカーで利用してもあったかいのか?
この手の靴、流行ってますよね。
これも私の後悔話なんですが、あるときメッシュ素材の靴を履いて寒い日に会社へ出かけました。
その日は本当に寒くて電車のなかの暖房も効いてない感じ。
そんな日に限って移動距離は約1時間。
これまた靴の重要性を悟ったのでした。
で、気になったのでAI先生に聞いてみました。
通気性の良いスニーカー(メッシュ素材など)で靴用のカイロを使用すると、一時的に非常に熱くなりやすく、その後は冷えやすくなります。
靴用・靴下用のカイロ(ロッテ ホカロンなど)は、「空気(酸素)が少ない靴の中」という特殊な環境下で、適温が持続するように設計されています。By エステー化学
なので靴選びはやはり慎重にね。
よもやま話:カイロ100個をドイツに送ったら
ちょっと脱線しますが、私の失敗談をひとつ。
以前、ドイツでの添乗のとき、カイロが足りなくなるといけないと思って、事前に200個ほど現地に送っておいたことがありました。(お客さん用)
ところが、これが税関で止められました。
カイロが悪いわけではなかったと思います。
おそらく、「こんなにたくさん送って、売るつもりなのでは?」と疑われたんだろうなと。
海外では、同じ品物を大量に送ると、転売目的と思われることがあるようです。
教訓:
その後は、ツアーのお客様に配るカイロをたくさん持って行ってますが、スーツケースに入れておけば特に問題はありませんでした。
5. 冬のヨーロッパ 対策 鼻血が出るほどの乾燥

さて、後半は乾燥のお話です。
冬のヨーロッパの乾燥は、半端ないです。
場所にもよりますが、鼻血が出るくらい乾燥していることがあります。
「日本だって冬は乾燥するじゃん」と思ったあなた。
比較になりません。
建物全体を暖める暖房が多いので、室内の空気がどんどん乾いていきます。
気温が低いほど、空気中に含める水分量は少なくなる。そこを暖房でガンガン温めるので、湿度が一気に下がってしまうんです。
乾燥を放っておくと、こうなります。
最後の「股ずれ」は私の体型に起因するのかもしれないけど、肌が乾燥して弱くなるとなりやすいんです。
部屋でできる対策は、以前の記事「冬の乾燥対策」に詳しく書いています。
加湿器をお願いするときは、この一言でOK。
Would it be possible to arrange a humidifier in my room?
(加湿器を私の部屋に入れていただくことは可能ですか?)
今回は、持っていくと助かるグッズを紹介します。
① 冬のヨーロッパ 対策 保湿マスク
寝ている間の乾燥対策には、マスクが一番ラクです。
口と鼻を覆うだけで、のどのガラガラがかなり違います。
濡らして使えるタイプや、保湿成分入りのタイプもあります。

ただ私自身はマスクが苦手です。
飛行機の中でも良いと言われますが、なぜか息苦しいような気がして…
② 冬のヨーロッパ 対策 ハンドクリーム・ボディクリーム
ヨーロッパには、寒い地域ならではのスキンケアグッズがたくさん売っています。
ドイツなニベア!
お土産にもちょうどいいし、かわいいパッケージのものもいっぱいあります。

でもドイツでお土産にお勧めなハンドクリームは今も昔もコレ
KAMILLE ま、定番ですね。
でも、「到着してすぐ使いたい」ときは、日本から持っていくのが安心。
私はよくベビーオイルも使っています。お風呂上がりに全身にサッと塗っています。
あのジョンソン&ジョンソンの。普通のベビーオイル。安心です。
べたべたになりそうですが、オイル塗っとくぐらいじゃないとあの乾燥には勝てません。
液体は、飛行機の機内持ち込みの制限(100ml以下の容器)に注意してね。
大きいボトルは預け入れのスーツケースへ。
③ 冬のヨーロッパ 対策 鼻の保湿(ワセリン)
鼻血対策には、鼻の入り口にワセリンを薄く塗っておく方法があります。
加湿器などを使い、空気の乾燥を防ぐ
空気が乾燥すると鼻の粘膜も乾燥し、出血しやすい状態になります。室内では加湿器を使うなどして空気の乾燥を防ぎ、鼻血を予防しましょう。鼻の中に炎症やできものなどがなければ、白色ワセリンなどの軟膏を鼻粘膜に塗るのも乾燥の予防になります。綿棒などを使って、鼻の粘膜を傷つけないよう鼻の入り口付近に、優しく薄く塗りましょう。大正製薬HPより
小さなチューブのものなら、荷物のすき間に入ります。リップクリーム代わりにもなって便利。
※症状がひどいときや、鼻血が止まらないときは、無理をせず現地の医療機関で相談してください。

私自身、耳鼻科系が弱いので乾燥するのに鼻をかみすぎて鼻血が出ます。
6. 持っていくものまとめ
| 目的 | アイテム | ひとこと |
|---|---|---|
| 体を温める | 貼るカイロ | 下腹部・肩甲骨の間に |
| 手を温める | ミニカイロ | ポケットに入れておく |
| 足を温める | 靴用カイロ | 石畳、クリスマスマーケットに |
| 乾燥対策 | 保湿マスク | 寝るときに |
| 乾燥対策 | ハンドクリーム・ボディオイル | 小さいサイズを手荷物に |
| 鼻の乾燥 | ワセリン | 鼻血が心配な人は必携 |
ちなみにワセリンは万能選手です。股擦れ防止にも活用できますよ!
冬のヨーロッパは、「暖めすぎず、乾かさず」。
これを心がけるだけで、旅行の快適さがぜんぜん違います。
あ、もうひとつだけ、いいことがあります。
冬のヨーロッパは乾燥しているので、ホテルの部屋で洗濯したものがすぐ乾きます。笑
※商品の価格や在庫状況は変動します。購入の際はAmazonの商品ページで最新情報をご確認ください。
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