今日2月2日は節分です。
私の最も好きな季節行事と言っていいでしょう。
恵方巻も食べたし、豆もまいたし。
あとは福が来るのを待てばよし。
鬼は外!と豪快に豆をまきたいところですが、マンションではそれもかなわず。
ところで、鬼って誰の事でしょう?
ちょっと強引ですが、反対の意味を持つ事柄のお話。
ドラゴン≠龍
モンサンミッシェルへ行けば、ドラゴン退治のお話をします。
ヨーロッパに行けば、いろいろな場所で(特に教会)でドラゴンがやっつけられているものを目にしますから、ドラゴンは悪なんだという事が分かります。
でも、このドラゴンを龍と訳してしまうとお客さんが混乱してしまうかもしれません。
ドラゴンはドラゴン、龍とは似て非なるものと事前に説明をしておいた方がよいでしょう。
龍=ドラゴンではない! 詳しくはこのサイトを覗いてみてください。
ちなみに中国の四大瑞獣と言えば、
竜、鳳凰、麒麟、霊亀ですね。
西洋で言うと
ユニコーン・フェニックスみないな感じ。
どうでもいい話ですが、名古屋のしゃちほこも架空の動物です。
頭は虎で、姿は魚。
コロンブス
スペインに行く時には、必ず勉強していきますね、新世界を探しに行くコロンブスの話。
1492年は歴史が大嫌いな私でも覚えています。大航海時代ですね。
コロンブスは、バルセロナでも大きな銅像が街中にある英雄ですが、南米の人には「悪魔の到来」として刻み込まれています。
でも、ヨーロッパに金銀財宝、ジャガイモ、トマトの他に梅毒を持ち帰った人としても広く知られていますね。うーん、天使か悪魔か…
歴史を振り返ればそんなことはいっぱい
モンゴルのチンギスハーンだって、ものすごい英雄だけどパキスタンやトルコでは最悪の侵略者だし。
吉良上野介だって吉良町では名君として評判がよかったっていうし。
ちなみにヨーロッパ諸国が何か新発見をしたら声を大にして「俺が見つけた!」と言いますが、ロシアはそのような文化は持ち合わせていなかったようです。
だからヘディンが中央アジア探検の第一人者ではなかったかもね。(どっかに書いてありました。)
豊臣秀吉なんて韓国では名前を出すことさえ憚られるのではないでしょうか。
日本で学ぶ世界史はヨーロッパ側の視点が多いから、反対側からの視点も忘れずにいたいものです。
以前にも書きましたが、(お話)
中国での話。とある日本人が桃太郎の話を発表して「めでたし、めでたし」と終わったら、中国人の先生が「その話のどこがめでたしなの?」と聞いたそうです。「鬼が島の鬼を退治したら、そこには桃太郎王国を建立しなくてはいけないでしょ。」
お話の解釈も「ところ変われば品変わる」
今日の夕刊に中国特派員の記事が載っていました。
一年ぶりに家族を中国に呼び戻したら、周りから「ご家族が安全な中国に戻れて、よかったですね」と声をかけられたそうな。
あ、これは本当のことか。日本がやばいと気付いてないのは日本人だけかもしれない。
今日の歌はSHOYA「限界LOVER」で。
♪天使よりも~ 悪魔よりも~ 刺激的な~愛がほしい♪
以上
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