日本が誇る発明品の一つ「ウォシュレット」(TOTO商標)。
TV CMで戸川純が「お尻だって洗ってほしい」と言ってた頃、我が家はまだ和式ぼっとん便所でした。
時が経ち、日本での普及率が80%を超したとのニュースを見るまでになりました。
そんなウォシュレットの話。
仲の良い男性営業マンのホテルを選ぶ基準は「ウォシュレットの有無」。
もはやお尻がダメなんだそうです。シャワーの刺激がないと出るものも出ない。
なので、バスタブがなくてもウォシュレットは欲しい。毎日の体調に関わることだから。
いまや『ウォシュレット症候群』という言葉まで登場しています。
ちなみに、女性はそんなに依存率が高くないと思います。特に公共の場所では使わないという女性も多いのではないでしょうか?
私の周りで、その話になったときみんな使ってなかった。(自宅では別)
それでもヨーロッパでの普及率は、まだ今一つ。
その考察は、このサイトで確認することができます。そこに書いてあるが、とても納得できたので下に書きます。
- 現地のトイレ業界の競争 → TOTOは知られてない
- トイレとお風呂が一体化 → コンセントの問題
- 住宅の新築が活発ではない → 改築が簡単でない
ベルサイユ宮殿の見学とかでの説明にあるように、昔の建物にはトイレがなかった。
おまるで用を足してた訳だから、トイレに対する思い入れの差かもしれない。
『トイレの神さま』って歌が流行るくらいだからね、日本は。
そんななかアジアやアラブの国々ではもともと水洗いの習慣があるので、導入率は年々上がって行っているようです。
サンクトペテルブルクのグランドホテルに宿泊した時の事。伝統あるホテルに泊まっているので、ここなら問題はないだろうと思っていました。
翌日、昼食は日本食ということで新しくできたロッテホテルに行きました。
ピッカピカのそのホテルでは、ロビーのトイレさえウォシュレット!
その事実を知ったお客さんの恨みがましい目‥‥。『どうしてここのホテルにしなかったんだ!』と言葉にしなくてもひしひしと伝わって来ました。
その快適さを一度知ってしまえばもう離れられないようで、高級と言われるホテルには少しずつ導入があるようです。
ロンドンとマイアミのシャングリラホテルには、すでに導入されているらしいですしね。
サッカーのワールドカップ南アフリカ大会の時、アルゼンチンチームの監督だったマラドーナは、宿泊ホテルの条件にシャワー付きトイレを出したそうです。
そういえば、セントレアが開港した時(2005年)トイレがシャワー付きじゃなかったんだよね。たくさんのお客さんが怒ってました。なぜなら常滑にはINAXがあるから。
そうしてしばらくしたら、シャワー付きトイレに変わりました。たぶんえらいさん達がすごい文句を言ったんだと思う…
日本には、本当になんでもあるね。どうしてもウォシュレットがほしいという人は、こういう商品を持っていく事をお勧めします。
電動とかもあるけど、電池とかいらないものにこしたことはない。重くもないしね。
アジアやイスラムの国々では、水洗いの習慣があります。
なので、ウォシュレットがない場所(の方が多い)でも蛇口はついています。ホース付きのところもありますね。
この使い方ですが、基本的には水を桶にためてその水をすくって手で(左手)を使って洗います。だからホースがついてるからって直接水を局部に向けることの無いようにしましょう。
トイレが濡れてみびしょびしょになっているのは、こういう理由があります。
そして紙がないことが多いので、自分で用意していきましょう。
その紙は、使用後便器に流さないでください。詰まります。
インバウンドのお客さんが買っていくお土産のリストにも後付け用ウォシュレットがある、と言います。
ウォシュレットが生まれて40年!まだまだ快進撃が続きそうです。
久しぶりに思い出したこの曲
一緒に踊り歌ってください。懐かし~
以上。
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